
困っている部下を助けてくれるどころか、中には些細なミスをきっかけに退職に追い込む上司もいる。投稿を寄せた山口県の60代男性は、時給制で「毎日予定表をもらい、予定内の時間で次々移動」という仕事をしていたときの出来事を明かす。
ある日、急用ができた男性は、勤務終了時刻より40分早く切り上げた。するとそれを役職者に見つかり、厳しく注意を受けてしまう。「しっかり謝り、反省もしました」というものの、
「上司に報告され謝りましたが、『謝ってすむ問題ではありません』と言われ、何も言い返せなかった」
その言葉通り、翌日には恐ろしい“制裁”が待ち受けていた。(文:西荻西子)
不当に仕事を減らされ「これでは生活できません」
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「翌日、1週間の午後のスケジュールキャンセル、休日も増え、結局給料、収入が約30%近く少なくなり、これでは生活出来ませんと言ったのですが変更なし」
しかも、「次の予定はもっと最悪」だったそうで、仕事が減った分収入も激減した。結局、この仕事を辞めざるを得ず、新しい職を探している。男性によると、この仕事では他にも不当に仕事を減らされた人がいたという。
「私以外にも2か月ぐらい仕事を減らされた人がいましたが、その方は辞めずに頑張ったそうです。ちなみに生活をおびやかす、収入を落とし、罰を与え、退職に追い込むのって、これって100%パワハラ?」
早退に至る詳細な経緯は不明だが、一度の早退で労働者の生活を脅かすほど仕事を減らすという罰は、法的にも社会的通念に照らしても適切とは言えないだろう。男性が指摘する通り、パワハラに該当する可能性が高いのではないだろうか。
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