
■サッカー クラブワールドカップ決勝 チェルシー 3−0 パリ・サンジェルマン(日本時間14日、アメリカ・メットライフ・スタジアム)
サッカーの各大陸王者や強豪クラブから32チームが集まり、世界一を決めるクラブワールドカップ決勝が行われ、チェルシー(イングランド)が3−0でパリ・サンジェルマン(フランス)を下し、優勝を果たした。
グループステージを3試合戦い、16チームが進んだ決勝トーナメントを勝ち抜いたイングランド・チェルシーとフランスのパリ・サンジェルマン(PSG)、ヨーロッパの強豪2チームによる頂上決戦。
前半の立ち上がりは、チェルシーが攻撃を仕掛け、PSGゴールを脅かす場面が目立つ。左サイドからワンタッチでボールを繋ぎ、最後はゴール前のC.パーマー(23)が左足で強烈なシュートを放つが、わずかに左に外れる。18分には自陣ゴール前でPSGの強烈なシュートを浴びるが、GKのR.サンチェス(27)が左手一本でセーブしゴールを守る。
22分、GKからのロングフィードを右サイドで受けたM.ギュスト(22)が切り返してゴール前へ。そこに走り込んだパーマーが狙いすましたシュートを放つと、ゴール左隅に決まりチェルシーが1点を先制する。その8分後には再びパーマーが個人技でゴールを奪い2点目。さらに43分にもカウンター攻撃からゴールを奪ったチェルシーが、3−0とリードして前半を終えた。
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後半に入り、PSGの猛攻を受け守勢に立つチェルシー。シュートを立て続けに受けゴールを脅かされるが、GKサンチェスが横っ飛びでセーブするなど得点を許さない。時間の経過とともに、激しい当たりやプレーが増えヒートアップする両チーム。
後半23分には、投入されたばかりのチェルシー・L.デラップ(22)が強烈なミドルを放つ。枠を捉えていたが、相手GKにセーブされる。35分にもデラップがペナルティエリアに侵入しシュートを打つが、GKの足に当たりゴールラインを割る。39分にはPSGに退場者も出て、チェルシーは一人多い状態でプレー。その後も得点を許すことなく3−0のまま完勝となった。
【チェルシー 優勝までの道のり】
6月17日 グループD チェルシー 2−0 ロサンゼルスFC
6月21日 グループD チェルシー 1−3 CRフラメンゴ
6月25日 グループD チェルシー 3−0 エスペランス
6月29日 ラウンド16 チェルシー 4−1 ベンフィカ
7月5日 準々決勝 チェルシー 2−1 パルメイラス
7月9日 準決勝 チェルシー 2−0 フルミネンセFC
7月14日 決勝 チェルシー 3−0 パリ・サンジェルマン
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