小倉記念に出走予定のエピファニー(撮影:下野雄規) 前走の敗因は明確、エピファニーが重賞制覇の地で鬱憤を晴らす。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■7/20(日) 小倉記念(3歳上・GIII・小倉芝2000m)
エピファニー(牡6、美浦・宮田敬介厩舎)の前走新潟大賞典が大敗だが、戦前から直線の長いコースへの懸念材料やレース中の落鉄など不利が重なってのもので度外視で良いだろう。折り合い面から小回りコースに替わるのは好材料で、実際、小倉は3戦して昨年の小倉大賞典1着、中京記念2着、今年の小倉大賞典5着と相性抜群のコース。癖を知る鞍上に戻って巻き返す。鞍上は杉原誠人騎手。
久し振りの芝の重賞で見せ場十分だったハピ(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)。ダートとは言え重賞での連対やGIでの好走歴があり実力上位は間違いない。前走で芝にもメドが立ち、再度好勝負も可能だ。鞍上は坂井瑠星騎手。
その他、2走前の小倉大賞典でマイラーズCの勝ち馬ロングランに肉薄したショウナンアデイブ(牡6、栗東・高野友和厩舎)、重賞での安定感光るディープモンスター(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)、小倉巧者リカンカブール(セ6、栗東・田中克典厩舎)、充実一途のメリオーレム(牡4、栗東・友道康夫厩舎)、力をつけてきたナムラエイハブ(牡4、栗東・長谷川浩大厩舎)などが虎視眈々。発走は15時35分。