函館2歳Sに出走予定のブラックチャリス(撮影:山中博喜) 初戦でセンスのいい勝ち方をしたブラックチャリスの連勝に期待。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■7/20(日) 函館2歳ステークス(2歳・GIII・函館芝1200m)
上々の発馬を決めてスッと内に入れる好センス。道中も前を行く2頭を見ながら虎視眈々とレースを進めて直線差し切ったブラックチャリス(牝2、栗東・武幸四郎厩舎)。テン良し中良し終い良しと3拍子揃い、現時点でも大人びたレースぶりだった。中間も素軽い動きを見せて順調そのもの。重賞制覇を目論む。鞍上は浜中俊騎手。
馬場の良い開幕日とはいえ持ったままでレコード勝ちを収めたカイショー(牝2、栗東・長谷川浩大厩舎)。最内枠からスピードを生かしての逃げ切り勝ち。距離延長にも対応できそうで、連勝も十分。鞍上は池添謙一騎手。
その他、スプリントGI・2勝を挙げたファインニードルを父を持つエイシンディード(牡2、栗東・大久保龍志厩舎)、重馬場で時計は遅いが好センスで初陣飾ったクラディスティーナ(牡2、美浦・清水英克厩舎)、伯父がインディチャンプと良血のマイオウンウェイ(牡2、栗東・高野友和厩舎)、逃げ、差し自在のトウカイマシェリ(牝2、栗東・高柳大輔厩舎)などが今年の函館競馬を締め括る。発走は15時25分。