プロのデブ、バーガーキングの“横綱級バーガー”を実食 ビーフ5段はお箸不可避

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2025年07月14日 12:41  おたくま経済新聞

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プロのデブ、バーガーキングの“横綱級バーガー”を実食 ビーフ5段はお箸不可避

 バーガーキングが7月11日より期間・数量限定で販売する日本相撲協会公認バーガー「BABY BODY BURGER」。


 総重量668グラム、総カロリー1876キロカロリーの横綱級バーガーに、体重110キロの巨漢記者がぶつかり稽古を挑みました。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 「BABY BODY BURGER(ベビーボディーバーガー)」は、100%直火焼きのビーフパティ5枚とベーコン5枚、チェダーチーズスライス4枚をサンドし、ピクルスや野菜、特製オーロラソースでまとめた迫力の一品。お値段は単品で税込2590円と、こちらも横綱級です。


 そんな巨大バーガーに挑んだのは、体重110キロで、レンタルデブサービス「デブカリ」にも所属する“プロのデブ”の記者。力士としては軽量級相当の体重ですが、自宅の目の前に相撲部屋があり、日頃から力士たちの鍛錬を眺めてきたという意味でも気迫は十分です。



■ 大口を開けてかじっても“変化なし” 目の前に立ちはだかる肉の壁

 全国の店舗で販売されている「BABY BODY BURGER」ですが、今回は両国国技館のお隣にして相撲部屋も多いエリア、錦糸町のバーガーキングにて購入しました。


 単品購入の場合は、日本相撲協会の「公認ステッカー」が付いてきます。


 いざ包みを目にすると、縦は10センチ、直径にして12センチほどと、すでに横綱の風格が漂っています。


 異例のサイズに対応するためか、包装の仕方も独特です。両端の部分が力士の“まげ”のように編み込まれており、中身がこぼれ出ないように万全の対策が。さすがは重量級、包みの時点から面構えが違います。


 ハンバーガーらしく、いつものように片手で持とうとしてみますが…… これがめちゃくちゃ難しい。


 持ち帰って食べるまでに90分程度かかったこともあり、包みを開けたときにはオーロラソースとチーズでドゥルンドゥルンの状態。片手で持つと重たい肉の部分がズルズルとはみ出しそうになり、なかなか厳しい戦いを予感させます。


 ならばと両手で持ってみますが、それでも状況はあまり変わらず。ちょっと気を抜くと、ビーフパティ5枚とベーコン5枚がバーガーという土俵から「寄り切り」を決めてしまいそうです。


 立ちはだかる肉の壁に、こちらも負けじとまずは一口。アゴが外れそうな勢いでかぶりつきますが、ついたのは小さな歯型だけ。一見、どこを食べたのかもよくわからないほどにノーダメージです。横綱級、ナメていました……。


 二口目をかぶりつこうとするも、ふたたび肉の層がバンズから飛び出してしまいそうになり、そのままの取り組みは危険信号と判断。できればそのまま両手に持って食べきりたいところですが、ここは安全を期して、割り箸で半分に割って食べることにしました。


■ お箸で割ってチャレンジ 濃厚ソースとチーズがビーフ本来の味を引き立てる

 両手から箸に変えて、ふたたび挑む肉の壁。断面がはっきり見える分、より「そそり立っている」感じがします。ここまで来たら最後まで戦い抜きたいところです。


 分け入っても分け入っても途切れない肉の壁を食べ進みながら感じたのは、バーガー全体における味のバランスの絶妙さです。


 特製のオーロラソースは、トマトペーストの酸味にマヨネーズのコクとケチャップのうま味が合わさり、奥行きのある濃厚な味わい。そこにとろけるチェダーチーズのまろやかさがプラスされ、高い満足感を醸し出しています。


 一言で言えば、ソースの部分がとにかく濃厚だということ。それとは対照的に、ビーフパティはシンプルな味付けとなっていて、肉の味そのものとじっくりと腰を据えて向き合える構造。ボリュームの凄さとは裏腹に、飽きのこない味わいです。


 その後、途中でバテることもなく、無事完食。跳ね返されるかと思った肉の壁は、実際に飛び込んでみると意外にも優しく穏やかであったのが印象的でした。“横綱級”は伊達じゃない。懐と背中の大きさを実感するバーガーでした。


(天谷窓大)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025071404.html

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