『トイ・ストーリー3』&『星つなぎのエリオ』 (C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved. ディズニー&ピクサーの劇場最新作『星つなぎのエリオ』が、2025年8月1日に公開される。おもちゃと人間の絆を描いた『トイ・ストーリー3』や、心に響く音楽とともに家族の絆を描いた『リメンバー・ミー』、そして誰もが成長する中で感じたことのある“感情”の物語を描いた『インサイド・ヘッド』など、これまでも感動作の数々を世に贈りだし、世界的な大ヒット作品を生み出してきたピクサーの作品は、どうして“大人が泣ける”のだろうか。
ピクサーが描くストーリーが世界中の大人の共感を呼ぶ理由について、『星つなぎのエリオ』の監督を務めたドミー・シーは「ピクサーは多くの人が経験するような個人的な経験や出来事をストーリーにしています。だから国境を越えて世界中のみんなが共感できるものになっていますが、それはピクサー・スタジオならではだと思います」と明かす。
本作でも、制作陣が個人的に経験した出来事から、主人公のエリオやその叔母オルガらキャラクターたちの普遍的な気持ちを描いており、どんな大人も共感して泣ける作品になっているのだ。
『トイ・ストーリー3』では、大切にしていたおもちゃをゴミ袋にいれて捨ててしまった経験や、息子の大学進学をきっかけに別れて暮らすことになった経験など、制作陣の実体験が反映された。ウッディらおもちゃたちと成長した持ち主の男の子アンディの絆の物語が涙を誘う作品だが、特にアンディがウッディたちとお別れをするラストシーンでは、誰もが子どものころ一緒に遊んだおもちゃたちとの思い出を思い浮かべて共感しただろう。
カラフルで陽気な“死者の世界”を舞台に描いた『リメンバー・ミー』は、共同監督を務め最新作にも監督として携わるエイドリアン・モリーナが、自身の家族のルーツに“死者の日”を祝うメキシコ文化があったという個人的な経験をもとに作られている。家族の思い出をつなぐ大切な歌「リメンバー・ミー」が彩る、離れていてもつながっている家族の深い愛の物語は涙を誘う。
どんな人の中にも広がる“感情たちの世界”を描いた『インサイド・ヘッド』は、現在ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるピート・ドクターが、自身の子どもが成長していく姿を見る中で「子どもの頭の中では何が起きているんだ?」と疑問に思った経験から誕生した。大人になっていく中で誰もが経験したことのある“感情”を描いた物語として、世界中が“大人泣き”する大ヒット作となったのだ。
そして最新作の『星つなぎのエリオ』では、制作陣が日々の生活の中で感じたことのある“孤独感”や“人とつながりたい”という気持ちが反映されているという。
監督を務めたドミー・シーは「私たちはみんな、自分はここからはみだしている、どこかに逃げ出したいと思ったことがありました。この映画に関わることになり、個人的な感情や体験を思い出しました」と明かす。
本作で描かれるのは、両親を亡くしひとりぼっちだと感じているエリオや、強くて逞しい父や周囲とは違う気弱な自分に悩む心やさしいグロードン、そしてエリオの気持ちを理解したいのに上手くいかず葛藤する叔母オルガたちの、映画を観た誰もが自分に重ねて共感できる“つながり”の物語だ。
そんなストーリーについて、ドミー・シー監督は「地球で孤独に感じていることであれ、子育てであれ、ピクサーのキャラクターが直面することは世界中の誰もが理解できることです。それはこのスタジオならではだと思います」と、ピクサーだからこそ描ける“大人が泣ける”感動作に自信を見せる。世界中を感動に包み込んできたピクサーが新たに贈りだす、友情や家族愛など“つながり”の大切さを描いた本作を、ぜひ劇場で見届けてみたい。
ピクサーらしいイマジネーションあふれるカラフルな星々の世界を舞台に、地球でひとりぼっちの少年エリオと孤独なエイリアンの少年グロードンがつないだ友情と冒険の先に見つけた“大切なもの”とは。ディズニー&ピクサーの劇場最新作『星つなぎのエリオ』は、2025年8月1日に公開される。
『星つなぎのエリオ』
8月1日(金) 全国劇場公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
『トイ・ストーリー3』ディズニープラスにて見放題独占配信中
『リメンバー・ミー』ディズニープラスにて見放題独占配信中
『インサイド・ヘッド2』ディズニープラスにて見放題独占配信中
(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.