画像提供:マイナビニュースセブン‐イレブン・ジャパンは7月11日、「セブン‐イレブン南7条店」を北海道札幌市にオープンした。
○地域に密着した店舗づくりへ
同社はコンビニエンスストアに求められるニーズが大きく多様化する中、時代の変化を捉え、世の中に「新しい価値」を常に提供しつづける事を目指している。
とりわけ、地域ごとに異なる環境やニーズを捉え、地域に根差した品揃えやお店づくりの必要性が高まっていることから、本年3月に北海道において「北海道プロジェクト」を立ち上げた。このエリアならではの文化や価値観などに基づくニーズに応えるととに、社会課題にも取り組む事で、真に求められる新たなセブン‐イレブンの追求を進めている。
同プロジェクトの共通テーマは「自ら考え、行動し、"イノベーションの創出"に取り組む」。1店1店が地域に密着した店舗づくりを実践し、地域に求められるチェーンとなることを目指す。具体的には、店舗のワンフォーマット化からの脱却を図るとともに、変わりゆく環境下での取り組みや挑戦のモデル図を北海道から発信していく。
○北海道ならではの品揃え
同プロジェクトの一環として、このたび、セブン‐イレブン南7条店がオープンした。車社会の北海道では、一度にまとめて買い物をする習慣があり、特に道内のセブン‐イレブンではスーパー代わりの使われ方も多く見られるという。また、専門店も減少する中で、「セブン‐イレブンに行けばさまざまな商品が揃う」という品揃えを目指し、ベビーグッズや野菜・果物の拡充(常温・チルド・冷凍の各温度帯で販売)、バーベキュー・キャンプグッズなども同店舗でテストしていく。
また、保存性と利便性の高い冷凍食品や、日々の生活や食事に欠かせない調味料、ラーメン文化が根付く北海道ならではの袋ラーメンなどのラインアップを拡充。他にも、有数の観光地として国内外から訪問者が多い北海道において、近年高まるインバウンド需要にも応えるため、お土産需要の高い商品や、海外客からのニーズが強い商品も品揃えている。同店は北海道における最適な品揃えを目指して、今後もさまざまなテストを行っていく。
○セブンならではの"できたて"商品の提供、お店で作るソフトクリームも道内初登場
セブン‐イレブンの強みである"できたて"の美味しさや価値観を提供すべく、揚げ物や「セブンカフェ」をはじめとした従来のカウンター商品に加え、「セブンカフェ ベーカリー」という焼きたてのパンやお菓子に取り組んでいる。南7条店でもセブンカフェ ベーカリーを導入する他、お店で作って提供するソフトクリームを道内では初めて販売する。また、札幌圏内では初となる「セブンカフェ ティー」の販売も開始する。カウンター商品を注文するための「発券機」を道内では初めて導入することで、新たな買い物体験の提供も行う。(Yumi's life)