上場番号80番「ラビットランの2024」(提供:日本競走馬協会) 7月14日(月)、15日(火)に北海道・苫小牧市のノーザンホースパークで行われている「セレクトセール2025」。1歳馬セールにて上場番号80番の「ラビットランの2024(牡)」が3.2億円(税抜)で落札され、「ヒシ」の冠名を用いる購買者の阿部雅英氏が日本競走馬協会のインタビューに応じた。
同馬は父キタサンブラック、母ラビットラン、母の父Tapitの血統。母は17年のローズSを勝ち、4歳夏以降はダートに転じて、18年のJBCレディスCでは2着に入った。
【阿部雅英氏のコメント】
――いまのお気持ちは
「ホッとしました。これまで1頭も落とせていなかったので、これでシャンパンを開けられます(笑)」
――競っているときの心境は
「『いやぁ、3億円いっちゃった。どうしようかな』と思っていたんですけど、今回上場しているキタサンブラック産駒の1歳馬では一番いいと思っていたので、落とせて良かったです」
――注目したポイントは
「馬格ですね。柔らかさと強さの両方を包容していたので。あとは運に任せて、勝ってくれれば」
――どんなところで活躍を
「血統背景もあるので、できれば大きいところで」
――今年のセレクトの印象は
「高いです。毎年来るたびに高いと言っていますが、今年もより高くなっているので(笑)」
(コメント提供:日本競走馬協会)