気象情報アプリ「Yahoo!天気」内で、ユーザーが現在地の天気を地図上にシェアできる機能「みんなの投稿」が「昔のTwitterみたい」と話題だ。Xでは7月11日ごろから、地図上に表示される「よくねた」「夜勤明けの散歩なう」といった日常的なコメントが話題に。天気と関係あるような、ないような……そんなコメントの“ゆるさ”が注目を浴び、Xでは「昔のTwitterみたい」「理想のSNSだ」との声も上がっている。
【画像】これが「理想のSNS」? Xで話題の「みんなの投稿」機能、じっくり見る(計4枚)
みんなの投稿は、Yahoo!天気アプリ内の「雨雲レーダー」画面上で、ユーザーが現在地の天気や体感を投稿できる機能。晴れ・くもり・雨などの天候に加えて、自由記述のコメントを60字以内で添えることができ、投稿内容は地図上にリアルタイムで反映される。
もとは運営元のLINEヤフー(当時はZホールディングス)が2021年に「みんなの天気」として提供を開始。その地点の天気をコメント付きで地図に投稿できる点は現在と同様で、特に悪天候時に多く利用されてきたといい、X上でもたびたび話題となってきた。
25年2月にはAndroid版Yahoo!天気アプリの雨雲レーダーに機能を統合し、名称も「みんなの投稿」モードとしてリニューアル。その後iOS版でも利用可能にした。6月12日にはiOS版のYahoo! JAPANアプリにも同様の機能を実装しており、利用者の裾野がじわじわと広がりつつあったようだ。
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現在は「いまの天気」だけでなく、「花粉」「冷房」「天気痛」など季節ごとのテーマでも投稿可能。「天気痛」を選択すると「気圧やばいね」「頭も目の奥も痛い」といった近隣ユーザーの投稿が地図上に表示される……といった具合だ。7月14日時点ではこの他、「体感気温」「アイス」「セミ」などのテーマが用意されている。
Xでは、天気マークと共に日常的なコメントが表示された画面のスクリーンショットが複数拡散し、そのゆるさが話題に。中には10万以上の“いいね”を集めるポストもある。投稿を見た人からは「他愛もないひとことが並んでいるのが面白い」「Twitterも昔はこんな雰囲気だった」といった共感の声が相次いでいるほか、「拡散機能がないからデマが広がりにくく、災害時にも役立ちそう」といった実用面への期待も寄せられている。
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