田植えをする農家=6月4日、新潟県三条市(AFP時事) 小泉進次郎農林水産相は14日、2025年産主食用米の作付け意向調査(6月末時点)で、作付面積が前年比10.4万ヘクタール増加するとの速報値を公表した。4月末時点の調査でも過去5年で最大の生産面積となる見通しだったが、さらに2.9万ヘクタール分の上方修正となる。
小泉氏は、自身のX(旧ツイッター)への投稿で、「マーケットにとっても不足感の解消につながる結果だ」とアピールした。作付面積の増加に伴い、生産量は前年比56万トン増加する見込みだ。石破茂首相は25年産米から増産を進めていく考えを示している。