日本代表に招集されている中村草太 日本代表は15日、韓国代表との東アジアE-1サッカー選手権2025・最終節に臨む。
初戦でホンコン・チャイナ代表(香港代表)に6−1で快勝した日本代表は、続く2戦目も中国代表に2−0で完封勝利。“Jリーグ選抜”とも言うべき国内組は連勝を飾り、E-1選手権連覇へ王手をかけた。15日に控える最終節は、同じく連勝を収めている韓国代表との優勝をかけた直接対決となる。
今回が初招集となった中村草太(サンフレッチェ広島)は、香港戦でハーフタイムからピッチに足を踏み入れると、90+4分に圧巻のドリブル突破から代表初ゴールを記録。中国戦ではわずかな出場時間しか与えられなかったが、大一番の韓国戦での活躍にも期待がかかる。
香港戦、中国戦といずれもベンチスタートだった中村だが「チームの勝利が第一というのがありますし、自分の役割や置かれた立場、武器も含めて理解しています」とコメント。優勝がかかる韓国戦に向けては「もちろん勝てば全勝優勝できますし、この大会には優勝するために来ました。チーム全員が同じベクトル、矢印だと思うので気合が入っていると思います」と意気込みを口にした。
所属する広島ではシャドーやウイングバック(WB)など複数のポジションをこなしている中村。韓国戦での森保一監督の起用法にも注目が集まる中、「自分の色を消さないというか、武器や特徴はどのポジションでも出したいと思っています。もちろんポジションや役割は違いますけど、できる限り自分の武器や特徴を出せるようなポジショニングや関係性は意識しています」と言及し、“自分らしさ”を押し出す姿勢を示した。
韓国戦は15日の19時24分キックオフ予定。試合の模様は地上波では『フジテレビ』、インターネットでは『U-NEXT』がライブ配信する。