優勝したチェルシーの選手たちとトランプ大統領 [写真]=Getty Images FIFAクラブワールドカップ2025が現地時間13日に閉幕した。
大会フォーマットが大幅に変更され、総勢32チームが世界ナンバーワンクラブの座をかけて激闘を繰り広げたFIFAクラブワールドカップ2025。現地時間13日に行われた決勝戦ではチェルシーがチャンピオンズリーグ(CL)覇者のパリ・サンジェルマン(PSG)を3−0で撃破し、アメリカの灼熱の地で約1カ月間に渡って続いた大会は幕を閉じた。
決勝戦に姿を見せた開催国アメリカのドナルド・トランプ大統領は『DAZN』のインタビューに応じ、「これは大きな出来事だ。ジャンニ(・インファンティーノFIFA会長)は私の友人であり、FIFAクラブワールドカップにおいて素晴らしい仕事をしてきた。変化が簡単に実現できるかどうかは分からないが、見ているだけでも楽しかったよ。今日目にしたのはちょっとした番狂せなんだよね?」と今大会についてコメントした。
また、サッカーというスポーツについては「サッカーは成長を続けるスポーツであり、素晴らしいスポーツだ」と言及。その上で「何年も前、私が若かった頃にペレという選手が来たんだ。彼はニューヨーク・コスモスでプレーしていて、会場は満員だった。スタジアムは前のバージョンだったが、ここにあったんだ。私は若く、ペレを見に来たよ。ベーブ・ルースのような古風な言い方になってしまうかもしれないが、彼は素晴らしかったよ」と思い出を振り返っている。
なお、アメリカはカナダ、メキシコとともに、約1年後に迫ったFIFAワールドカップ26の共同開催地となっている。