クリスタル・パレスに所属するマテタ [写真]=Getty Images プレミアリーグのリヴァプールが、クリスタル・パレスに所属するフランス人FWジャン・フィリップ・マテタに関心を寄せているようだ。14日、フランスメディア『フット・メルカート』が伝えている。
現在28歳のマテタはフランスのシャトールーでプロキャリアをスタートし、2016年9月にリヨンに完全移籍。しかし、出場は公式戦2試合にとどまり、その後はル・アーヴルへのレンタルを挟みつつ、2018年6月にマインツへと加わった。ドイツの地で頭角を現すと、2021年1月にレンタル移籍でクリスタル・パレスへ加入。2022年1月からは完全移籍に移行し、ここまで公式戦136試合出場43ゴール10アシストをマークしている。
クリスタル・パレスとの現行契約を2027年まで残すマテタ。『フット・メルカート』によると、同選手の獲得に興味を示すリヴァプールが、代理人とパリで会談を行ったという。2024−25シーズンのプレミアリーグ王者は、所属するウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスのナポリ移籍が噂されており、退団に備えてマテタを補強候補にリストアップしたようだ。
また、マテタの獲得に向けた移籍金を約5000万ユーロ(約86億円)から6000万ユーロ(約103億円)と推察。価格面においても他のターゲットであるスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(ニューカッスル)などより現実的であると指摘しつつ、クリスタル・パレス側も売却に前向きな姿勢を示す可能性が高いと報じている。
なお、マテタに対してはマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せている模様。今夏の移籍市場での去就に注目が集まる。