レスターの新監督に就任したシフエンテス氏 [写真]=Getty Images レスターは15日、新監督にマルティ・シフエンテス氏を招へいしたことを発表した。なお、契約期間は2028年6月30日までの3年となる。
2024−25シーズンのレスターは2年ぶりにプレミアリーグの舞台に戻ったものの、前年度のチャンピオンシップ(イングランド2部)でチームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ元監督がチェルシーに引き抜かれたことで、スティーヴ・クーパー元監督の下でスタートを切った。しかし、開幕直後から苦しい戦いを強いられ、昨年11月にクーパー元監督は解任された。
その後、ルート・ファン・ニステルローイ前監督が就任したものの、降格圏に沈んでいたチームを立て直すことはできず。チームはプレミアリーグで18位に終わり、1年での降格が決定し、先月27日にファン・ニステルローイ前監督との契約解除が発表されていた。
そんななか、1年でのプレミアリーグ復帰を目指すレスターは、スペインやオランダ、デンマークのクラブなどで監督経験があり、2023年10月から先月まではクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の指揮官を務めていた現在44歳のシフエンテス氏を新監督に迎え入れたことを明らかにした。
新監督に就任したシフエンテス氏はレスターのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「レスターの監督に任命されたことはとても光栄なことだ。このクラブは誇り高い歴史を持つ素晴らしいクラブであり、新たな章を刻む役割を担うことをとても光栄に思う。今後数週間、数カ月の間に、選手たちと知り合って、サポーターや街の人々と交流を深めていくことを楽しみにしている。ここは情熱が溢れていて、一緒にこの旅を始められることをとても嬉しく思っているよ」