セリエA“王者”ナポリ、長身ストライカーのルッカを買い取り義務付きのローンで獲得へ　リヴァプールのD・ヌニェス獲得の可能性は消滅か

　ナポリがウディネーゼに所属するイタリア代表FWロレンツォ・ルッカのローンでの獲得に近づいているようだ。15日、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

　現在24歳のルッカは、204センチの長身を誇るストライカー。2023年7月にピサからウディネーゼにローン移籍し、2023−24シーズンはウディネーゼで公式戦39試合に出場して9ゴール4アシストという成績を残した。2024年7月から完全移籍に移行し、2024−25シーズンは公式戦36試合で14ゴール2アシストと、ストライカーとしての才能を開花させた。

　報道によると、ナポリはローン移籍手数料として900万ユーロ（約16億円）、さらに2600万ユーロ（約45億円）の買い取り義務を含む総額3500万ユーロ（約61億円）でウディネーゼと合意したという。

　また、イタリアメディア『スカイ』は、ルッカに対してミランやアタランタも関心を示していたものの、最終的にナポリが争奪戦を制したと伝えている。また、ナポリはリヴァプールのウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの獲得も噂されていたが、ベルギー代表FWロメル・ルカクの相棒としてルッカを理想的な選手として考え、獲得を決断したとも伝えられている。