2019年から2025年にかけての“絵の進化”をまとめた動画が、Instagramに投稿されました。動画は記事執筆時点で4万6000回以上再生され、1万2000件以上の“いいね”を集めました。
動画が投稿されたのは、Instagramアカウント「Aditya Vaishnav Pencil Realism Artist」(@adityadartist)。このアカウントでは、インド在住のアディティヤさんによる、鉛筆画の数々が公開されています。
今回紹介するのは、アディティヤさんの2019年から2025年にかけての“絵の進化”をまとめた動画です。2019年からの6年間、スキルがぐんぐん向上していく過程が詰め込まれています。
最初に登場するのは、2019年当時のイラスト。ジョーカーやヴェノムなどアメコミ作品を中心に描いた鉛筆画は、構図・陰影ともに完成度が高く、すでに「うまい!」と感じさせる出来栄えです。
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しかし、わずかな質感やバランスの違和感が残っており、「写真ではなくイラストだ」とすぐに認識できるレベルでもありました。
そこから年を追うごとに、描写は明らかに繊細さを増していきます。2022年あたりからは、写実的でありながらも、アートとしての表現力が強くなっているのが感じられます。構図や陰影に作家性が加わり、ただ写すだけではない魅力が見えてきます。
また、2024年になると、瞳にピントを合わせた作品が多く登場。光の反射やまつ毛の流れ、その奥にある感情までもが伝わってくるような作品の数々に息をのみます。
そして2025年、ラストに登場するのはアンドリュー・ガーフィールドを描いた鉛筆画。陰影、質感、表情……そのどれをとっても、もはや白黒写真にしか見えない完成度。それでいて、視線の先にあるストーリーが伝わってくるような何かが描かれているように感じます。
6年かけて辿り着いた、アディティヤさんの圧倒的な表現力。その記録が、多くの人の心を揺さぶった動画でした。
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コメント欄では「どんどん上達していく! 練習は人を完ぺきに近づけるということが証明されたね」「美しい作品を見られて目の保養になったよ」「あなたは本当にすごいよ。作品が最高に素晴らしい!」「プロの写真家になったのかと思ったわ」「大事なのは完成品じゃなくて、その過程なんだよね」などの声が見られました。
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