マンUが獲得を狙っているムベウモ [写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドはブレントフォードに所属するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得を狙っているものの、交渉が難航しているようだ。16日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
2024−25シーズンのプレミアリーグを過去最低の15位で終えたマンチェスター・ユナイテッドは、ルベン・アモリム体制2年目での飛躍に向けて前線の強化を画策。ウルヴァーハンプトン(ウルブス)に契約解除金の6250万ポンド(約124億円)を支払い、ブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得したほか、ムベウモをアタッカーの補強における主要ターゲットに設定し、ブレントフォードとの交渉に臨んでいる。
マンチェスター・ユナイテッドはすでに2度に渡ってブレントフォードにオファーを提示。しかし、5500万ポンド(約109億円)の初回オファー、クーニャの契約解除金と同額の6250万ポンド(約124億円)まで引き上げた2度目のオファーはいずれも拒否され、現時点でクラブ間合意には達していない。
報道によると、マンチェスター・ユナイテッドのムベウモ獲得交渉は、ブレントフォードの要求額との乖離によって難航しているとのこと。マンチェスター・ユナイテッドは6月末の時点で6500万ポンド(約129億円)で獲得可能と考えていたが、ブレントフォードが要求する移籍金は7000万ポンド(約139億円)まで値上がりしているという。2026年6月末までとなっているムベウモの現行契約には1年間の延長オプションが付随しているため、ブレントフォードは強硬な姿勢をとることが可能になっているようだ。
なお、マンチェスター・ユナイテッドは依然としてムベウモの獲得を諦めていないが、さらに増額したオファーを提示するためには、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードや同FWジェイドン・サンチョ、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ、ブラジル代表FWアントニー、オランダ代表DFタイレル・マラシアらの売却が必須になると『ガーディアン』は指摘している。