【中日】初6連勝呼んだ?ベンチ前に鳥糞がビシャ 井上監督「今日は運があるなと」/一問一答

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2025年07月16日 22:53  日刊スポーツ

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阪神対中日 6回表中日2死一、二塁、上林の中越え2点適時二塁打にベンチで拍手する井上監督(撮影・加藤哉)

<阪神0−6中日>◇16日◇甲子園



中日先発高橋宏斗投手(22)が甲子園での初勝利を飾った。ここまで甲子園球場では5試合に登板して0勝3敗、防御率4・35。鬼門だったが、6試合目のこの日は阪神打線を力でねじ伏せた。5月2日広島戦(マツダスタジアム)以来となる今季3勝目をマーク。阪神戦での勝利は24年7月12日(バンテリンドーム)以来プロ2勝目となった。


打っては、3試合ぶりにスタメン復帰した上林誠知外野手(29)が先制打を放った。9回には、ジェイソン・ボスラー外野手(31)の適時打などで4点を奪い、試合を決めた。


チームは今季最長の6連勝を飾り、借金も5に減らした。これで対阪神戦は7勝5敗。独走している阪神にセ・リーグで唯一勝ち越している。


井上一樹監督(53)の試合後の一問一答は以下の通り。


−高橋宏がチーム初完封


「そうだね。チーム初完封。いつもエアポケットに陥るところがあるんだけど、今日はそういうそぶりがなかったんで。今日はいけるかなという感触はあったし。本人が大丈夫、大丈夫という形で、自信持って投げていたのかなと思う」


−なかなか勝ち星がついていなかったが


「なかなか勝ってはいないけども、ローテーションはずっと投げさせているはずだから。チームとして皮算用じゃないけど、勝ち星をこれぐらい挙げてくれるかなという皮算用をやっている中で、ちょっとその計算がうまいこといっていない。それは本人が一番重々分かっていることで。2勝8敗だったっけ? 3勝目。それが逆じゃないといけないというところ。ここから宏斗の逆襲を期待したいと思います」


−序盤は球数が多くなった


「投げるスタミナは持っているから。完封することで自信になる。本人もこれから残り試合でまだまだ勝っていかなきゃいけないことを考えると、できることなら球数かさんだとしても投げさせようと思っていたし。運良くオールスターもあるから中6とかでいかなくてもいいし。そういった意味で今日は何かが起こるなと思っていた」


−復調してきた


「決してすってんてんの全然あかんやんという形でここまできたわけではなく、良い投球をしているなと思いながらも、さっきも言ったけど、ポンと4回にとか、6回にとかエアポケットに入ってしまう悪い癖が。それが減りつつあるし、試行錯誤をあいつも考えている中で、つかんだものがあったのかなという風に思います」


−スタメン復帰の上林が先制打


「ロースコアになるのは予測していた中で、才木も良い投手ですし、なかなか点を取れないから。ここで点を取れなきゃ厳しいなっていうところで。あそこはやっぱり(上林)誠知の1本は大きかったかなと思います」


−状態は問題ない


「デッドボールの? もうないんじゃないの。逆に『おい、デッドボール当たっていっぱい休養取ったな。体元気になったやろ』っていう風には言っているけど。ちょうど良かったかなと。俺は。ケガの功名かなと思います」


−今季初の6連勝


「流れはやっぱり大事にしたいし、かといって保守的になるつもりもないし。今、選手たちがこっちからいろんな指示を出さずとも。失敗はあるけどね、バント失敗とか走塁失敗とか、いろんなのとかあるけども、最近、やっとポジティブになりつつあるのかなと言う感じはします」


−明日は金丸が先発


「あいつもある意味、地元やし。宏斗、夢斗が最近べったり一緒にいるから。完封に触発されて頑張ろうかなと思ってくれると思います」


−3位DeNAと1・5ゲーム差


「まだ数字は。だから5割を目指して頑張りますって。今日は投手戦になるのも感じてはいたけども、ちょっと余談になるけども。試合の途中で2回か3回くらいに、あれはなんやろな。カラスだかハトだか知らないけど、うんこがビシャってあそこ(ベンチ前)について。『うんこ、来たよ!』って。おれはだから今日は運があるなと思っていた。負ける気がしなかった。そういったものも、ポジティブに考えているっていう1日でした」

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