PSGが獲得を狙うザバルニー [写真]=Getty Images パリ・サンジェルマン(PSG)が、ボーンマスに所属するウクライナ代表DFイリア・ザバルニーの獲得に向けて動いているようだ。15日、イギリス紙『インディペンデント』が伝えている。
現在22歳のザバルニーは、母国ウクライナの名門ディナモ・キーウの下部組織育ち。2023年1月にディナモ・キーウからボーンマスに移籍すると、2023−24シーズンからはスタメンの座を勝ち取り、リーグ戦37試合に先発出場。2024−25シーズンもリーグ戦35試合に先発出場し、ボーンマスのDFラインを支える活躍を見せた。
報道によると、PSGはエクアドル代表DFウィリアン・パチョのバックアッパーとしてザバルニーを高く評価しており、獲得に向けて移籍金6000万ユーロ(約103億円)でボーンマスと交渉しているという。
しかし、パチョが出場停止となったチェルシーとのFIFAクラブワールドカップ2025決勝でPSGは敗北したことから、PSGにとってザバルニーのニーズは高まっており、ボーンマスにとって有利な状況であると『インディペンデント』は指摘。ボーンマスはザバルニーの移籍金を7000万ユーロ(約121億円)と考えており、その意向は揺るがないとされている。
なお、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は6月、PSGとザバルニーが5年契約で個人合意したと伝えていた。残すはクラブ間の合意だが、両クラブの要求には1000万ユーロ(約17億円)の差がある状況だ。