【オリックス】田嶋大樹が今季2度目の完封「うれしさと驚き」ジュースでエネルギー補給も奏功

0

2025年07月16日 23:12  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

オリックス対楽天 楽天にサヨナラ勝ちし、お立ち台でタオルを掲げるオリックス中川(左)と田嶋(撮影・前田充)

<オリックス1−0楽天>◇16日◇京セラドーム大阪



オリックス田嶋大樹投手(28)がプロ8年目で自己最多の134球を投じ、今季2度目の完封勝利で5勝目を挙げた。快投が実り、チームは今季7度目のサヨナラ勝ち。連敗を3で止めた。


「(山本)由伸とか(九里)亜蓮さんがこういう試合をやっていてすごいなと。自分もできるようになって、少しうれしさと驚きはあります」


力強い直球に、チェンジアップなど多彩な変化球で緩急をつけ、6安打無四球、7奪三振。二塁すら踏ませなかった。この日はワインドアップで投げ込むも、7回にはセットで投じるなどフォームチェンジ。「水を意識しています。型にはまらず、いろんな形に変えられると。野球って『こうじゃなきゃいけない』とかないと思う。自分の直感とかを信じながら、やりたいようにやっています」。変幻自在な投球が光った。岸田護監督(44)は「どうしたんかな」と笑いつつ「どんどん勝負しながらいろんな球も扱いが良かった。球威も最後まで良かった」とたたえた。


前回3回0/3を5失点だった5日のロッテ戦(ほっともっと神戸)から中10日。「3回、4回で結構疲れることが多くて」と反省し、食事を変えた。「3食に間食を入れて5食にして。試合中もジュースを飲んだりして、エネルギー補給したのが良かったのかな」。この日は登板の合間にオレンジジュースやりんごジュースを飲み、スタミナを維持。完封につなげた。


同学年の中川圭太内野手(29)が9回に自身初のサヨナラアーチを放ち、2人でお立ち台に上がった。7連戦の2戦目でチームの連敗がストップ。指揮官は「しんどい中で勝ち切れたのは本当に良かった」。首位日本ハムと4・5ゲーム差を維持し、食らいつく。【村松万里子】

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定