【バレー】勝負強さ光った高橋藍、パリ五輪で敗れたドイツに雪辱「大きな1歩」ファイナルへ前進

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2025年07月16日 23:58  日刊スポーツ

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日本対ドイツ第3セット、スパイクを決め喜ぶ高橋(撮影・増田悦実)

<買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025千葉大会>◇第1日◇16日◇男子予選ラウンド第3週◇千葉ポートアリーナ



世界ランキング5位の日本が、同8位のドイツに3−1で逆転勝利を挙げた。


今季から指揮を執るフランス出身のロラン・ティリ監督の下、28年ロサンゼルス五輪の表彰台を目指す新体制での国内初戦を飾った。これでネーションズリーグ(VNL)の通算成績は6勝3敗。開催国中国と上位7チームによるファイナルラウンド(30日開幕、寧波)進出へ、大きく前進した。


今大会から代表メンバーに名を連ねる高橋藍(23=サントリー)は、第2、3セットを決めるスパイクを放つなどここぞでの勝負強さが光った。アタック決定率59%でチーム3位の19得点。千葉大会の初戦勝利に貢献し、「勝ちきることができてよかった。ファイナルにつながるいい試合ができた」とうなずいた。


休養を経て今月5日からの沖縄合宿で代表に合流。「非常にわくわくした」と、自身にとって今季の代表初戦となるこの日を心待ちにしていた。第1セットはセッターとのコンビネーションが合わない場面もあったが、セットを重ねるごとに改善。昨夏のパリ五輪の初戦でフルセットで敗れた難敵に雪辱し、「負けたドイツに勝つことができたのは大きな1歩」と手応えを示した。


この後も、同9位のアルゼンチンや予選ラウンドで首位を走るブラジル、パリ五輪銅メダルの米国など、強敵との対戦が控える。帰ってきた攻守の軸は、「ここで満足せずにより良いコンビネーションを求めたい」と引き締めていた。

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