旅好きの私が選ぶ「子連れ海外旅行」最適解の国は。時差、宿、遊び…あらゆる面で最強!

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2025年07月17日 09:00  女子SPA!

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女子SPA!

大木優紀
 新卒から18年半、テレビ朝日のアナウンサーとして、報道、スポーツ、バラエティなど多岐にわたる番組を担当してきた大木優紀さん(44歳)。

 40歳を超えてから、スタートアップ企業である「令和トラベル」に転職。現在は、令和トラベルが運営する旅行アプリ「NEWT」(ニュート)の広報、まさに「会社の顔」として活躍中です。プライベートでは2人の小学生のお子さんを育てるママ。

 第6回となる今回は、大木さんが「子どもの頃から何度も訪れ、結婚式まで挙げた」という、思い出がたっぷり詰まった旅先・グアムについて。

 あらゆるライフステージで訪れてきたからこそ語れる、「やっぱり子連れ旅はグアムが最強!」という熱い想いをお届けします。

◆子連れ旅は、結局グアムが最強!

「子連れで海外旅行するならどこがいい?」

 と聞かれたら、私は迷いなく「結局グアムでしょ!」と答えます。

 もちろん、これまでいろいろな国を旅してきました。前々回のコラムでは「ベトナム旅最強!」なんて言っていたわけですが。確かに、この円安の時代に、コスパの面ではベトナムは最強の選択肢だと思います。

 でも、「子連れ」となると、話は別。

 ちょうど先日、仕事でグアムに行っていたこともあり、改めてその最強っぷりを痛感したところです。

 実は私、筋金入りのグアムラバー。子どもの頃の家族旅行をはじめ、学生時代はダイビング目的で、独身時代は週末+1日の短期旅行で何度も訪れました。結婚式もグアムで挙げたくらい、節目節目にお世話になっている特別な場所なんです。

 そして今は子どもを連れて、またグアムへ。ライフステージが変わっても、いつも変わらず私を迎えてくれる場所。それが、私にとってのグアムなんです。

 そんなグアムの魅力を知り尽くした私が語る、子連れ旅最強説を、今日はお届けします。

◆直行便でたった3.5時間、アクセスも抜群!

 まず何よりも、グアムの最大の魅力はその近さにあります。日本から直行便も多く、フライト時間はわずか約3.5時間。これは子どもにとっても、親にとってもストレスを最小限に抑えられる移動時間といえます。

 時差もわずか1時間。もちろん、ハワイ旅行もいい。だけど、ハワイは時差が19時間もあって、小さな子どもを連れて行くと、旅の途中や帰国後に時差ボケで生活リズムが崩れがち。その点、グアムなら時差ストレスもほぼありません。

 そして、空港からホテルまでのアクセスの良さも魅力のひとつ。主要なホテルが並ぶタモンエリアまでは、車でだいたい10〜15分。長時間の移動でぐずりがちな小さなお子さんでも、到着してすぐホテルに入れるこのスムーズさは、本当にありがたいんですよね。

 さらにうれしいのが、ホテルやフライトの選択肢がとても豊富なこと。たとえば、ホテル+航空券(燃油サーチャージ込み)で、大人ひとり6万円台〜8万円台くらいのプランが多く、予算に応じた旅のスタイルが選びやすい。

 次に、そんな「家族のスタイルに合わせたフライトとホテル選び」についてご紹介していきたいと思います。

◆子どもの年齢に合わせたフライト選びができる

 グアムはフライトスケジュールの選択肢が豊富なので、子どもの年齢や生活リズムに合わせて出発時間を選べるのは、子連れ旅行では大きな安心材料になります。

 グアム便が一番多いのはユナイテッド航空で、小さなお子さま連れへのおすすめは午前11時台の出発便です。現時点では成田だけでなくて、関空や中部もこの11時台のフライトがあります。

 11時台のフライトって本当に最強で、何がいいかって、子どもの機嫌がいいことなんですよね。運がいいとお昼寝をしてくれることもあって。

 初めて子連れで海外に行く! という方には、この時間帯の便が鉄板。旅のスタートを気持ちよく切るには、やっぱりスケジュール選びが重要なんです。

 成田発の便は選択肢が豊富で、夕方や夜出発の便もあります。お子さんのコンディションに合わせて柔軟に時間を選べるのは、成田利用の強みです。

 そしてもうひとつ、私のように関東住まいの方におすすめしたいのが、ユナイテッド航空の羽田発23時台の便。この便だと、グアムには早朝4:30頃に到着するので、ホテルで軽くひと休み → 朝からしっかり遊ぶ、という充実したスケジュールが組めます。

 小さな赤ちゃん連れですとちょっと厳しいスケジュールかもしれませんが、うちの小学生たちは、むしろ「夜の飛行機!」みたいな感じでわくわくして過ごしてくれました。

 住んでいる地域や、お子さんの年齢によってベストなスケジュールは変わると思いますが、どんな家族にも選択肢があるのが、グアムの頼もしさです。

 お子さんの年齢と、家族の生活スタイルに合わせてフライト時間を選ぶこと。これが充実した旅行を送るためのコツのひとつだと思います。

◆年齢別に選べる!子連れにやさしいおすすめホテル

 ホテルの選択肢が多いのも、グアム旅行のいいところ。グアムは子どもの年齢や、家族がどんな旅をしたいかによって、ちゃんと合うホテルが見つかる。そんな安心感があります。

 我が家のように小学生連れであれば、一番のおすすめは「星野リゾート リゾナーレグアム」。

 ここの目玉は何と言っても、宿泊者なら無料で利用できる本格的な大型ウォーターパーク。身長122cm以上ならウォータースライダーにも、ひとりで乗れるので、我が家の子どもはずーっと繰り返し遊んでいました。

 波のプールでは、スタッフの方がサーフボードに子どもを乗せてくれて、何度も遊ばせてくれるんです。乗せるタイミングが絶妙なので子どもは飽きることなく水遊びを永遠に楽しめる。

 その間、親は日陰でのんびり見守れるスペースがしっかりあって、これが本当にありがたい。「子どもが満足に遊べて、親はラクできる」。これって一見地味だけど、子連れ旅行ではかなり大事なポイントじゃないでしょうか。

 ただし、ひとつ注意点があるとすれば、グアムの中心地・タモン地区からは少し離れていることです。でも、子連れだとショッピングに時間をかけることってそこまでないですし、シャトルバスで一度行けば十分。むしろ、ホテルの中でしっかり遊んで、リゾート内でゆったり過ごしたいという家族にはぴったりの場所だと思います。

◆価格重視のホテル、赤ちゃん連れにおすすめのホテルも

 一方で、もっと価格と便利さ重視という方には、「グアムプラザリゾート&スパ」もいい選択肢になります。ここはタモン地区の中心にあって、私もよく立ち寄る「JPストア」に直結しているので、お土産も食事も全部徒歩圏内で済ませられるのが魅力です。

 セールをうまく活用すると、宿泊と航空券、燃油サーチャージまで込みで、大人ひとり6万円台〜というプランもあるので、かなりおトク感があります。ファミリー層だけじゃなくて、学生旅行にも人気があるホテルです。

 それから、赤ちゃん連れのご家庭で、「まだプールとかは遊べないけど、せっかくなら贅沢に過ごしたい」という場合には、「デュシタニグアムリゾート」がおすすめ。

 タモン湾を目の前に臨む、タイ系列の高級リゾートホテルで、眺望も抜群。レストランも本格的なタイ料理やステーキハウスなど充実していて、満足できる滞在になります。

 価格帯は少し上がりますが、リビング付きの部屋を選べば、子どもを寝かせたあと、親は別のスペースで乾杯して、ゆったり過ごすこともできます。誕生日や記念日など、ちょっと特別な日に選びたいホテルです。

 こんなふうに、グアムは「子連れでも快適に過ごせるホテル」がたくさんそろっています。旅のテーマや、お子さんの年齢に合わせて選べば、家族全員が大満足の旅になること間違いなしです。

◆アクティビティもショッピングも、家族全員で楽しめる

 ホテルステイだけじゃなく、アクティビティやショッピングまで、家族全員が楽しめるのもグアムの魅力です。

 のんびり過ごすのもいいけれど、せっかくグアムに来たなら、上手にオプショナルツアーを組んで少しアクティブに動いてみるのもおすすめ。

 私が今回行ってとってもよかったのがタモン地区の北端にある、絶好のロケーションにある「ザ・ビーチ」というビーチフロントのレストラン。

 ここはとにかくロケーションが素晴らしくて、夕日が沈む光景がもう……泣けるほど美しくて。グアムの空って、日本と色が違うんですよね。その空の下、ビーチに面したレストランで、サンセットを見ながら食事ができる時間は、ちょっと言葉にできないくらい贅沢でした。

 しかも、レストランの目の前はすぐ砂浜。子どもって砂場さえあれば、永遠に遊んでいられるじゃないですか。だから、子どもたちは夢中で砂遊び。親はその様子を見ながら夫婦で乾杯。そんな、夢みたいな過ごし方も可能なわけなんです。

 他にも、アクティビティでおすすめしたいのが「フィッシュアイ・マリンパーク」。ここには海中展望塔があって、実際に海の中を歩いているような気分で、魚たちを眺めることができます。

 さらに夜には「チャモロショー」と呼ばれる、グアムの先住民族チャモロ人によるダンスや音楽のショーも開催されていて、これがまた迫力満点。1時間長いかなと思ったんですが、小学生の息子も釘付けでした。

◆2024年オープンのドン・キホーテでお買い物も

 そして、旅の楽しみといえばやっぱり買い物。グアムには免税店も多くてブランド品も買いやすいんですが、個人的にテンションが上がったのは、2024年にオープンした「ドン・キホーテ」!

 ここでしか買えない、グアム限定の「ドンペンちゃん」のフリーザーバッグがとにかく可愛いんです。しかも、お土産用のお菓子やグッズが空港よりもおトクに買えるのも嬉しいところ。

 アメリカらしさが味わえる「Kマート」などのローカルスーパーもおすすめ。調味料や日用品を見て回るだけでも楽しくて、主婦目線だとこういう買い物時間が旅のご褒美だったりしますよね。

 アクティビティも、買い物も、リラックスタイムも。グアムって、家族みんなが自分なりの「楽しい」をちゃんと見つけられる場所なんだと思います。

◆グアムは「子どもも大人も笑顔になれる場所」

 子どもが小さいうちの家族旅行って、正直ハードルが高く感じることもあると思います。荷物は多いし、スケジュール通りには行かない。大人だけの旅とは違って、自由に動ける時間も限られていたりして。

 でもそんな子連れ旅にもちょうどいい場所がある。それが私にとってはグアムなんです。

 飛行機でサクッといけて、到着後すぐに遊べて、家族みんながそれぞれに楽しめる。子ども優先にしすぎず、大人も満足できるバランス感がある。

 もちろん、家族の数だけ、旅のかたちもあるし、それぞれに求めていることも違うと思うんですが、「初めての子連れ海外旅行、どこに行こう?」と悩んでいるなら、ぜひ、グアムを候補に入れてみてほしいなと思います。

 子連れ旅行どこが正解? というのがみなさんにもあれば、ぜひコメントいただけると嬉しいです。
<文/大木優紀>

【大木優紀】
1980年生まれ。2003年にテレビ朝日に入社し、アナウンサーとして報道情報、スポーツ、バラエティーと幅広く担当。21年末に退社し、令和トラベルに転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』のPRに奮闘中。2児の母

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  • 周囲の客の大迷惑をまったく考えず、子供の身体負担も考えず、なにも我慢しない自己中経産婦BBA。世の中で一番醜い生物経産婦BBA。
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