背番号「10」着用が決定したヤマル [写真]=Getty Images バルセロナは16日、スペイン代表FWラミン・ヤマルが2025−26シーズンから背番号「10」を着用することを発表した。
2007年7月13日生まれで現在18歳のヤマルは、バルセロナの下部組織出身で、2023年4月に15歳でトップチームデビューを飾った。2024−25シーズンは公式戦55試合出場で18ゴール25アシストを記録し、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ(国王杯)、スーペルコパ・デ・エスパーニャ(スーパーカップ)の優勝に貢献した。
すでに公式戦通算では106試合に出場しており、リーグ、カップ、スーパーカップの史上最年少記録を更新しているほか、通算100試合に出場したバルセロナ史上最年少選手にもなっている。この活躍から、ヨーロッパの最優秀若手サッカー選手に贈られるゴールデンボーイ賞や、21歳以下の最優秀選手に贈られるコパ・トロフィー、最優秀新人アスリートに贈られるローレウス賞などの個人賞を受賞している。
今年5月27日には新たに2031年6月30日までとなる6年契約を締結したことが発表されていたなか、2021年から「10」番を着用していたスペイン代表FWアンス・ファティが今夏にモナコに買い取りオプション付きのレンタル移籍したことを受け、背番号「19」を背負っていたヤマルが新シーズンから背番号「10」を着用することが明らかになった。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏などが着用してきたバルセロナの「10」番を着用することになったヤマルはクラブ公式サイトで「これはとても長く、勝利に満ちた旅の始まりだ」と喜びを口にしながら、次のように続けた。
「僕はまだ若いので成長し続けたいと思っているけど、何よりも勝ち続けたいと思っている。ファンを喜ばせるために全力を尽くす。ここは僕の生涯のクラブであり、世界最高のクラブだ」