『葬送のフリーレン』フリーレン、食べ過ぎ注意？　連載再開にコラボカフェ、話題豊富で公式Xは食欲増大中

　『葬送のフリーレン』（原作：山田鐘人、作画：アベツカサ／小学館）の公式X（@FRIEREN_PR）では「労働のフリーレン」「逃走のフリーレン」など、作品のタイトルになぞらえ「○○のフリーレン」という定型文で大喜利をするポストが投稿されていた。ただ最近では、8ヶ月ぶりに再開される連載に備えてか「食」に関する投稿が多く見受けられている。

参考：【画像】『葬送のフリーレン』フリーレン様、食べ過ぎは体に毒です……。　公式Xの食欲増大中

　7月14日に投稿されたのは「ごちそうのフリーレン」という文章とともに、フリーレン（のぬいぐるみ）がオシャレな料理が並ぶ食卓につく様子を映した写真。従来の大喜利的なポストであるが、少しさかのぼると6月30日には「納豆巻きのアウラ」といった「断頭台のアウラ」を元にしたであろう文章と、納豆巻きの写真が投稿されている。

　大喜利的なポストのほか、漫画やアニメで描かれる作中のワンシーンもたびたび投稿されている本作の公式X。ここ最近では食べ物に関するワンシーンが多く投稿されており、傾向として食べ物に関するポストが増えている。

　7月上旬にアメリカで開催された「Anime Expo 2025」のため、フリーレンとスタッフは海外へ赴いており、一部の投稿は現地のグルメを堪能していたことが背景にあるかもしれない。

　7月16日には「葬送のフリーレンカフェ〜Flower Garden〜」が東京・大阪・愛知にて、7月31日（愛知会場は8月7日）より期間限定でオープンすることが発表された。

　本カフェでは登場キャラクターをイメージしたフード・ドリンクメニューや、限定グッズが展開される。そのなかでも「断頭台のアウラ」をイメージしたぶどう味のソーダフロートが紹介されるとXで7万以上のいいねを記録。（アウラが登場するエピソードの詳細を記すことは控えるが）アウラの扱いに対するツッコミをはじめ、多くのコメントが寄せられるなど話題を呼んだ。

　ここ最近の食べ物に関するポストの増加は、今回のコラボカフェのメニューに関するものや告知を見据えたものなのだろうか。ただ、ひとつ気になるのは7月15日に投稿されたポストだ。

　投稿には、いかにもこってりとしたラーメンと「？？？のフリーレン」と書かれたどんぶり、いつもと変わらない表情のフリーレンが映る写真が載せられている。写真に写るどんぶりは2025年2月に開催された、特注ラーメンどんぶりのプレゼントキャンペーンで配布されたものであろう。

　なぜ今回は「濃厚のフリーレン」の一部を伏字にしたのだろうか。フリーレンとコラボしたラーメン商品の発売など、食べ物に関する新たな企画が開催されるのかもしれない。期待と食欲を抑えつつ、今後も『葬送のフリーレン』の公式Xを楽しみたい。

（文=加藤かづき）