日本プロ野球選手会、１軍球団数の拡大訴える　来季２軍再編「１軍の出場機会が増えることで…」

日本プロ野球選手会と日本野球機構（NPB）による事務折衝が17日に都内で行われ、選手会側はあらためて1軍球団数の拡大を訴えた。

来季から2軍が再編され、将来的な拡大を目指していることを受け、森事務局長は「1軍の出場機会が増えることで、選手の成長機会やモチベーションの向上につながる」と従来の主張を繰り返した。また球界全体の課題となっている酷暑対策については、ファームで試合時間を午前10時開始など早める案が出ている。

開始から3年が経過した「現役ドラフト」については、さらなる活性化へ向け、ほぼ1巡目のみで終了する現状の仕組みを2巡目まで拡大できないか提案した。23日に選手会臨時大会が開催され、保留制度や慶弔特例などについても話し合われる予定だ。