去就に注目が集まっているエキティケ [写真]=Getty Images リヴァプールが、フランクフルトに所属するU−21フランス代表FWウーゴ・エキティケの獲得レースに参戦したようだ。16日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2024−25シーズンのプレミアリーグを制覇したリヴァプールは、今夏の移籍市場でプレミアリーグ史上最高額と見られる総額1億1600万ポンド(約230億円)でドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツを獲得したほか、オランダ代表DFジェレミー・フリンポンやハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ、U−21ハンガリー代表GKアルミン・ペクシ、イングランド人GKフレディ・ウッドマンを獲得している。
そんなリヴァプールは前線の補強にも動いていることが明らかになっており、ニューカッスルに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクに関心を示しているが、同選手の評価額を少なくとも1億5000万ポンド(約298億円)と見積もっているニューカッスルとしては同選手の売却するつもりがないことから、交渉は難航することが予想されている。
そこで、リヴァプールはエキティケの獲得に動き始めた模様で、フランクフルトとの交渉を開始したという。
なお、エキティケにはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなども関心を寄せているほか、ニューカッスルも獲得に動いており、15日には7000万ポンド(約139億円)の正式オファーを提示したものの、フランクフルトにこれが拒否されたことも報じられている。
2024年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からエキティケを完全移籍で買い取った際には1400万ポンド(約28億円)を支払ったとされているフランクフルトとしては、争奪戦となっている同選手の移籍金に8500万ポンド(約169億円)ほどを期待していることが伝えられているが、果たしてエキティケ獲得レースを制するのはどのクラブになるのだろうか。