
ある物事に対して抱く恐れや不安を「恐怖心」と呼びます。
命の危機を感じるもの、苦痛を伴うもの、そしてときには「一見すると怖くない出来事」に説明のつかない恐怖を感じることもありますよね。
今回ご紹介するのは、そんな恐怖心をテーマにした前代未聞の展覧会です。あの「行方不明展」を手がけたスタッフがおくる新たな恐怖体験とは……?
【どんな展覧会? いろいろ不穏すぎる】
東京と名古屋で約10万人が来場した展覧会「行方不明展」を仕掛けたスタッフによる『恐怖心展』。
気鋭のホラー作家・梨さん×株式会社闇×『イシナガキクエを探しています(TXQ FICTION)』などで知られるテレビ東京プロデューサー・大森時生さんが再集結している、ということなのですが……。
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いちばん怖いのは、この情報以外ほぼなにも明かされていないという事実です。
なんとか詳細を探るべく公開されたポスターを見てみたら、顔が真っ黒に塗りつぶされた女性(?)が3人描かれていました。いや、怖すぎるて。
続いて、YouTubeに投稿された予告映像をチェックしてみると……
・誰もいない電車で目の前の人にスマホを向けられる
・食べかけの食事に虫が這う
・ひき逃げしたかもしれない
といったシチュエーションが次々と現れて、まるで悪い夢でも見ているかのようです。目に見えるものすべてが「不穏」すぎて、ゾワゾワ鳥肌が止まらないんですケド!!
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【こんな展覧会です】
知れば知るほど謎が深まっていく『恐怖心展』。さらに深掘りしていくと
・先端、閉所、視線といったものに対して抱く「恐怖心」がテーマ
・展示物の一部はフィクション
といったことだけが判明しました。
なんとなく全貌がつかめてきたような気もしますが、個人的には「展示物の一部はフィクション」という表現が気になります。一部、ってことは、まさか本物も展示されるってこと……?
■恐怖心展
開催日:2025年7月18日〜8月31日
会場:東京・渋谷BEAM 4階 / BEAMギャラリー
料金:2300円 ※小学生以上は有料
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当日券の現地販売はありません。事前にチケットを購入したうえで来場するようにしましょう。詳しくは参照サイトから確認してみて!
【すごい人たちが集まっております】
ちなみに、不穏すぎるポスターや予告映像を担当したスタッフもすごすぎるんですわ。
<ポスター>
イラスト:昨年Forbes JAPANによる「世界を変える30歳未満」に選出されたアーティスト雪下まゆさん
デザイン:『万引き家族』や『ミッドサマー』などのポスターを手がけてきた大島依提亜さん
<予告映像>
『MADドラえもん』のFranz K Endoさん、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』の近藤亮太監督、作家のダ・ヴィンチ・恐山さんが参加
豪華すぎる布陣に期待が高まっちゃいますよねぇ。というわけで、背筋をゾクゾクさせたい皆さんは渋谷へ集合しましょうね。
参照元:恐怖心展、YouTube、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:Ⓒ 2025「恐怖心展」実行委員会