ニューカッスルが関心を示すウィサ[写真]=Getty Images ニューカッスルは、ブレントフォードに所属するコンゴ民主共和国代表FWヨアヌ・ウィサに関心を寄せているようだ。17日、イギリス『BBC』など複数メディアが報じている。
ニューカッスルは今夏の移籍市場で、前線の補強を画策しており、これまでブラジル代表FWジョアン・ペドロや、フランクフルトに所属するフランス人FWウーゴ・エキティケに関心を示してきた。しかし、前者は争奪戦の末、チェルシーへの移籍が決まり、エキティケに関しては7000万ポンド(約139億円)のオファーを提示したものの、拒否されたことが伝えられている。
その後、フランクフルトに2度目のオファーを提出する可能性も取り沙汰されていたが、ニューカッスルはターゲットを変更した模様。『BBC』よると、現在はブレントフォードのウィサに関心を寄せているという。またイギリス『ジ・アスレティック』のデイヴィッド・オーンスタイン氏も「近日中に交渉が行われる見込み」と報じている。
しかしながら、状況は複雑化する可能性もあるという。ブレントフォードはカメルーン代表FWブライアン・ムベウモがマンチェスター・ユナイテッドから興味を示されており、同クラブは移籍金6500万ポンド(約129億円)+500万ポンド(約10億円)のオファーを提示したと報じられている。ブレントフォードとしては、攻撃の二枚看板であるムベウモとウィサを今夏同時に失うことを避けたいとの考えがあるとされ、今後の交渉の行方には注目が集まる。
現在28歳のウィサは、2021年夏にロリアンからブレントフォードに完全移籍で加入した。これまでクラブ通算149試合に出場し、49ゴール13アシストを記録。昨シーズンは公式戦20ゴールを挙げ、自身キャリアハイの活躍を見せた。