インテルがルックマン獲得へ約49億円を提示か…すでに個人合意もアタランタの要求額とは開き?

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2025年07月18日 15:02  サッカーキング

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移籍の可能性が浮上しているルックマン [写真]=Getty Images
 インテルがアタランタに所属するナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンの獲得を狙っているようだ。17日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。

 スクデット獲得と2度のチャンピオンズリーグ(CL)決勝に導くなど手腕を発揮したシモーネ・インザーギ前監督(現:アル・ヒラル)が退任し、クラブOBのクリスティアン・キヴ監督の下で再出発することとなったインテル。今夏には攻撃陣の拡充に力を入れており、ブラジル人FWルイス・エンリケとU−21フランス代表FWアンジェ・ヨアン・ボニーを獲得したほか、ポーランド代表MFニコロ・ザレフスキの完全移籍移行も発表した。

 そんなインテルだが、現在はセリエA屈指のアタッカーを獲得するべく動いている模様。報道によると、すでにアタランタとのクラブ間交渉が進行中であり、最初のオファーとして4000万ユーロ(約69億円)が提示されたとのこと。しかし、アタランタはルックマンの移籍金として5000万ユーロ(約86億円)を要求しているため、未だ合意には至っていないようだ。一方、選手本人には年俸400万ユーロ(約6億9000万円)の5年契約という条件を提示し、個人合意まで漕ぎ着けているという。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ルックマンは今夏の移籍を希望しているものの、アタランタは5000万ユーロ(約86億円)を要求する姿勢を崩していないと伝えている。

 現在27歳のルックマンはチャールトンの下部組織出身で、2015−16シーズンにトップチームデビューを飾った。その後はエヴァートン、ライプツィヒ、フルアム、レスターを渡り歩き、2022年夏にアタランタへ完全移籍加入。セリエAでは3年連続で二桁ゴールを記録し、2023−24シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献するなど輝きを放っており、クラブでの通算成績は公式戦118試合出場52ゴール25アシストとなっている。

 今夏にはアトレティコ・マドリードやナポリからの関心も明らかになっているルックマンだが、インテル移籍は実現するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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