1984年に「週刊少年ジャンプ」で連載が開始した『ドラゴンボール』の40周年イベントや商品が続々登場するなか、連載当時の「週刊少年ジャンプ」の表紙がポスターになった「DRAGON BALL Poster Collection」の発売が決定した。全10種、約A4サイズで部屋に飾れば見栄えがする特別仕様となっている。2025年夏、フラットガシャポンで登場予定だ。
「DRAGON BALL Poster Collection」が発売決定!!!https://t.co/jaohZwFZEZ
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— ドラゴンボールオフィシャル (@DB_official_jp) May 19, 2025
歴代の「週刊少年ジャンプ」の表紙をたどると、子供時代の孫悟空が強敵との戦いで成長していく様子を俯瞰的に見ることができる。ライバルのクリリンや強敵のフリーザや魔人ブウも描かれているし、小さかった悟空も大人になり、さらに伝説の戦士・超サイヤ人へと変身した。リアルタイムで雑誌を読んでいたファンなら、たまらないのではないだろうか。
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こうしたグッズが企画された背景には、近年、漫画関連のコレクターの間で、人気漫画が表紙を飾った雑誌の人気が急激に高まっていることが背景にあると考えられる。6月26日の「デイリー新潮」の記事では、漫画古書店の「まんだらけ」のコメントを引用し、こうした雑誌を集める文化を生み出したのは『ドラゴンボール』であったと紹介している。
「DRAGON BALL Poster Collection」のなかでも注目される一枚が、「週刊少年ジャンプ」1984年51号のポスターであろう。ファンなら言わずと知れた『ドラゴンボール』の連載が始まった記念碑的な号である。孫悟空とブルマが描かれた見事な構図の絵は、一枚絵としても人気が高いため、雑誌本体のプレミア価格も高騰している。
今年開催された「まんだらけ」のオークションには、ほぼ新品状態の1984年51号が出品。380万円で落札され、『ドラゴンボール』ファンの間で衝撃が走った。ほかにも、ネットオークションやフリマサイトを見ると、『ドラゴンボール』が表紙になっている「週刊少年ジャンプ」が数千円、数万円という高値で取引されているケースも多い。
こうしたブームは『ONE PIECE』や『NARUTO』など他の漫画にも波及しており、『ドラゴンボール』以外にも雑誌の表紙を活用したグッズが登場する可能性は十分にありそうだ。当時、雑誌で漫画をリアルタイムで読んでいた世代も30〜50代となった。昭和時代の漫画のリバイバルブームも影響して、魅惑的なグッズが発売されそうである。
さて、「DRAGON BALL Poster Collection」は1回400円(税込)とのこと。実際に部屋に飾って楽しめるうえ、入手困難な雑誌の実物が手にできない人にもおすすめできる。記者も『ドラゴンボール』のグッズを多数集めているが、フィギュアをずらりと並べ、その背景として飾るとかなり引き立つ“祭壇”ができあがりそうだ。ファンなら入手して損はないグッズである。
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