フィギュアスケート男子の冬季オリンピック(五輪)2連覇王者、羽生結弦さん(30)が19日、プロ転向「3周年」を迎えた。
2022年の今日、競技会からの卒業と、孤高の挑戦を表明。この1年は、前例のない単独出演のアイスショー第3弾「Echoes of Life(エコーズ・オブ・ライフ)」や、シンガー・ソングライター米津玄師(34)とのコラボレーションなどで躍動の幅を広げた。昨年12月7日「30歳の誕生日」に続き、仙台市内で日刊スポーツの単独インタビューに応じ、プロアスリート生活3年間の進化、到達した「零から一へ」の新境地について語った。(以後、敬称略)【取材・構成=木下淳】
◇ ◇ ◇
北京五輪から3年5カ月−。羽生が、ミラノ・コルティナ五輪を目指す後輩にエールを送った。日本はもちろん、特に地元勢へ。06年トリノ五輪で金メダルの荒川静香、アジア初2連覇の自身に続き、仙台市出身者として夢舞台を目指す男子の佐藤駿(21=エームサービス/明治大)や、女子の千葉百音(20=木下グループ)へ「小さな頃から、ずっと頑張っている姿を見てきたので。共通しているのは、先生が見てくれるレッスンの時間だけではないところで、自主練を頑張っていたところ。本当に努力家で、自分は同じ頃、あんなに練習しなかったな…と思うくらい、たくさん練習していた子たち。きっと裏切らないと思うので。頑張っていた姿を知っているからこそ、努力が報われる舞台になってくれたらいいなと思います」と、伝説の名言も念頭に期待を寄せた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。