<バドミントン:ジャパン・オープン(OP)>◇第5日◇19日◇東京体育館◇女子シングルス準決勝
世界ランキング3位の山口茜(28=再春館製薬所)が決勝進出を逃した。
同2位の王祉怡(中国)に0−2(15−21、18−21)でストレート負け。硬軟を織り交ぜたショットや粘り強いラリーで自国の観衆を沸かせたが、前人未到の5度目の優勝には届かなかった。
「ずっと苦しい展開だった」と振り返り「チャンスがあった分、より悔しさが増している」と唇をかんだ。ただ、得点のたびに拍手が起こり「声援に支えられて粘り強く戦えた。これだけの声援の中で試合ができるのは幸せ」とファンに感謝した。
ジャパンOPは福井・勝山高1年時に16歳ながら日本人初優勝を収めた大会。昨年は4度目の優勝を飾り、李玲蔚(中国)の最多記録に並んでいた。今大会は決勝進出はならなかったが、1回戦から3試合連続でストレート勝利と存在感を示した。
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次戦は22日開幕の中国オープン。ワールドツアーで最高ランク(スーパー1000)に格付けされる国際舞台へ「1戦1戦頑張って、ベスト4以上にいけるようにしたい」と意気込んだ。
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