床嶋佳子 ※2015年撮影 (C)ORICON NewS inc. 俳優の床嶋佳子(60)が19日までに自身のインスタグラムを更新。ドラマでの”激変”姿を公開し、反響を読んでいる。
【写真】「あまりにも違うので…」ドラマでの”激変”姿を公開した”還暦”俳優 11日に放送されたテレビ東京ドラマ9『能面検事』(毎週金曜 後9:00〜)の第1話に出演した床嶋は「『能面検事』をご覧いただきありがとうございました」と感謝した。
劇中では、高校生殺害事件の被疑者となった八木沢孝仁(渋谷謙人)の母親・福子を演じた。孝仁は以前、痴漢事件で捕まり、現在は家に引きこもり、アニメばかり見ている生活を送る。そんな息子を思いながら、その接し方に悩む母親を熱演した。
床嶋は「ちょっといつもとは違う役柄でビックリされた方もいらしたかもしれまれません!」「被害者ではなくて加害者の家族に思いを馳せることは少ないとは思います。なかなかやりきれない結末ではありましたが私自身も考えることの多い作品でした。上川隆也さんと対峙させていただけて嬉しかったです」と自身の役どころを振り返った。
そして、劇中の場面カットをアップ。この投稿に「全くわかりませんでした」「いつもお美しい佳子さんとあまりにも違うのでびっくりしました。さすが女優さん」「役作りの為とはいえ、ノーメークで体当たりなさった床島さんに感激です」「今回のメンタルが病んでいる役は凄みがありました」といったコメントが寄せられた。
原作は、“どんでん返しの帝王”の異名を持つベストセラー作家・中山七里氏による小説「能面検事」シリーズ。大阪地検きってのエース検察官である不破俊太郎(上川)は、検察の上層部や警察組織に対して一切の忖度(そんたく)はなく、とにかく冷静沈着に、ただ淡々と職務を全うする。ついた通り名は“能面検事”。不破が、権力者による圧力や組織のしきたりに屈することなく、むしろそれらを圧倒しながら事件の真相を暴いていく痛快なリーガルミステリー。
福岡県出身の床嶋は、6歳からバレエをはじめ、13歳でヴァルナ国際バレエコンクール・ジュニアの部に出場。1986年に開催された第4回全日本バレエ・コンクールでシニア部門1位に輝く。91年にドラマ『ヴァンサンカン・結婚』で本格的に俳優デビュー。以降、ドラマや舞台への出演をはじめ幅広く活躍している。