バイエルンからの関心が報じられるL・ディアス [写真]=Getty Images リヴァプールに所属するコロンビア代表FWルイス・ディアスは、バイエルンへの移籍を希望していることをクラブの上層部に伝えたようだ。18日、ドイツメディア『スカイ』や同メディアのフロリアン・プレッテンベルク記者が伝えた。
現在28歳のL・ディアスは2022年1月からリヴァプールに加入し、公式戦通算148試合の出場で41ゴール23アシストを記録している。しかし、2027年6月30日で満了を迎える契約の延長交渉が進展しておらず、今夏の移籍市場でバイエルンやバルセロナからの関心が伝えられている。
特に今夏の移籍市場で補強が難航しているバイエルンがL・ディアスの獲得に躍起となっている。同クラブは15日に、6750万ユーロ(約117億円)の移籍金をリヴァプールに提示したことが明らかになっていた。しかし、ディアスの放出に消極的なリヴァプールはこのオファーを即座に断っており、クラブ間交渉は難航が予想されている。
それでも、バイエルンはディアスの獲得を諦めておらず、増額したオファーを準備しているようだ。また、ディアス本人もここ数日リヴァプールの上層部に対し、今夏の移籍、可能であればバイエルンへの移籍を希望していることを伝えたという。
なお、バルセロナもディアスの動向を引き続き注視しているが、サラリーキャップの問題により現時点で同選手を登録することは難しいと見られている。
また、バイエルンはレアル・マドリードのブラジル代表FWロドリゴへの関心も噂されている。しかし、『スカイ』はバイエルンの本命はL・ディアスであり、現時点でロドリゴに対して特別な興味は示していないとも伝えている。