ジェナ・オルテガやエマ・マイヤーズが大躍進「ウェンズデー」S1“世界的現象”を振り返り

8月6日（水）より、ティム・バートン監督・製作総指揮のシリーズ「ウェンズデー」シーズン2がNetflixで配信される。世界を席巻した「ウェンズデー」シーズン1について振り返る。

■新たなスターの誕生にも期待!? 注目を集めたキャストたち
本作は「アダムス・ファミリー」の長女ウェンズデー・アダムスを主人公にしたダークファンタジー＆ミステリー。主人公のウェンズデーを演じるのは、今や人気俳優のジェナ・オルテガだ。

シーズン1から無表情でミステリアスな“怪演”を魅せたジェナは、シーズン1の配信前は約940万人だったInstagramフォロワー数が、配信後わずか10日間で約1000万人増加。現在は3700万人超まで伸ばしている。元々は子役としてキャリアをスタートさせ、本作で一気にスターダムにのし上がったジェナ・オルテガ。現在引く手あまたで複数の作品が控える大スターへと成長している。

また、ウェンズデーの親友イーニッド役を演じたエマ・マイヤーズも本作を機に知名度を大きく上げ、今やハリウッドで最も注目される若手女優のひとりに。Netflixシリーズ「自由研究には向かない殺人」では主演に抜擢、大ヒット映画『マインクラフト／ザ・ムービー』にもメインキャストとして出演するど、注目を集める。

シーズン2でも、彼女たちの活躍から目が離せないのはもちろん、新たなスターの誕生にも期待がかかる。

■ウェンズデーのダンスシーンはSNSで爆発的なブームに
シーズン1の数ある名シーンの中でも一際注目を集めたのが、学園で開催されたパーティーでのウェンズデーのダンスシーン。

ジェナ本人が好きだというザ・クランプスの楽曲「Goo Goo Muck」に乗せて、彼女が自ら振付けを手掛けた独特で奇抜なダンスが披露されるこのシーンは、本作の人気を押し上げる一因になったほど、強い印象を視聴者に残した。

Netflixの公式YouTubeにアップされている当該のダンスシーンは現在までに7200万回以上再生され、TikTok上でも世界的なバズが起き、配信開始直後には若者を中心にこのパフォーマンスを再現したダンスチャレンジも流行。このチャレンジにはレディー・ガガも参加しており、ハッシュタグによって関連付けられた動画の総再生回数は120億回以上にも上るなど、爆発的なブームを巻き起こした。

そんなレディー・ガガがシーズン2のパート2にゲスト出演することが分かっている。演じるのは、ウェンズデーと関わりを持つ伝説的なネヴァーモア学園の教師、ロザリン・ロットウッドだ。謎多き教師とウェンズデーの関係も気になるところ。

■ファッションやメイクも話題
また、ブラックを基調としたウェンズデーのゴシックなスタイルのファッションやメイクも話題に。物語のダークなトーンと相まって、ウェンズデーの装いは若者を中心にハロウィンの仮装としても人気を呼んだ。黒を基調にした制服、白い襟、ブレザー、クラシカルな髪型などがトレンド化し、海外では「Wednesday core」と呼ばれるジャンルがSNSで確立されるほどの人気ぶりとなった。

こうして“圧倒的人気”を誇る「ウェンズデー」。シーズン2では、ウェンズデーが新たな敵やトラブルに立ち向かい、さらに奇妙な事件に再び巻き込まれていく。再び新たなトレンドが生まれるのか？注目したい。

「ウェンズデー」シーズン2は、パート1が8月6日（水）より、パート2が9月3日（水）よりNetflixにて世界独占配信。



（シネマカフェ編集部）