【中日】5年ぶり7連勝に井上監督「2点先制されても地に足がみんな着いていた」一問一答

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2025年07月19日 19:20  日刊スポーツ

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中日対DeNA 6回裏中日1死満塁、井上監督(右から3人目)は細川の左2点適時打で生還した岡林を迎える(撮影・森本幸一)

<中日7−2DeNA>◇19日◇バンテリンドーム



中日が逆転勝ちで今季最長、5年ぶりの7連勝を飾った。2点を追う5回1死満塁からジェイソン・ボスラー外野手(31)の中前2点適時打で同点に追いつくと、6回1死満塁から細川成也外野手(26)が左前適時打で2点を勝ち越した。先発のカイル・マラー投手(27)は6回2失点で3勝目。


試合後の井上一樹監督(53)の一問一答は以下の通り。


−7連勝


「6個勝てていた流れがまだ途切れずに、2点を先制はされたけれど、『まだいけるよ、いけるよ』という雰囲気が、選手の中でもベンチの中でもあったし、僕もそういう気持ちであったし。焦ることなく、ちょっと拙攻する部分もあったけれど、『大丈夫だよ』という、地に足がみんな着いていたように感じた」


−ボスラーいい状態。


「ジェイソンもずっと打撃で苦しんでいるという、彼の性格上、勉強熱心で、日本になじもうとする、日本人以上の日本の心を、そして練習を、チームを、という気持ちを強く持っている選手。もちろん結果が全てのこの世界の中で、最近ちょっと結果もだいぶ出始めて、ボスラーもロッカーとか食事会場でも明るい雰囲気を出しているし、いい感じにドラゴンズの一員として、今もう核ですから、すごく頼もしく思います」


−マラーは序盤を乗り切って本拠地初勝利


「昨日いろいろ話をした中で、『常に準備は万全だよ』と、『パーフェクト』とやたらと僕に強調していたので、僕がたぶん『パーフェクト』という英語しか分からなかったんでしょうけど、強調していたので、今回は自信を持ってマウンドに上がれるんだろうなと。2失点はしたけれど、すごくいい投球をしてくれたと思います」


−7連勝。球宴前は残り2試合


「勝って兜の緒を締めるじゃないですけれど、ベンチ一丸となって戦うことに変わりはない。あと2試合、前半戦を頑張りたい」


−攻撃の方で、もう一押し、もう一押し


「今日なんかデジャブのように同じ場面があったよね。今日はもう名前を出さないわけにいかないけど、板山のところでね、ツーベース打った、ヤスに送らせた。で、絶好機、セカンドゴロ、セカンドゴロ。満塁っていうところでね、あいつの中でも、ほんとに、うん、もう『すごく絶望』みたいな感じだったと思うんですけど、でも、チームが勝ったこと、そして最後にヒットがね、彼の中で出たこと。これはやっぱり。そのスターティングメンバーを選ぶ上で、よし、これでいこうというふうに最終的にハンコ押してるのは僕ですから。で、そこでやっぱり『次はいけるでしょう』、『次いけるでしょう』というような気持ちをね、やはり持ってあげたいし、それに応えるべく、そこで打てなかったら次にどうしようということを多分考えてくれるという、ある意味そういったことが『チームの絆』なのかなっていうような部分と僕は思ってます」


−3打席目の満塁でもやってこいっていう意味で、そのまま板山で


「満塁のところ? はいはい。いや、もちろん。だからもう『おい、3回目はいけるやろ』っていう、『いけるやろ』っていう、自分に言った。で、『大丈夫ちゃう?』っていうふうに言ったんだから、『いけ−』って感じで行かしたっていう感じですね」


−ボスラーの一打で追いついて、そのすぐ後に細川の一打で勝ち越した。細川の評価は


「いや、なんで。今はちょっとこう、うちがね、ちょっと勝ててるっていう要因として、上林、細川、ジェイソンね、その辺のなんかこう、機能がうまいことできてんのかなっていう。『誰かが打てなかったら誰かが打って』っていうような部分が、つながりとして頼もしいのかなっていう。もちろん(上林)誠知が打たない日もあるし、ジェイソン(ボスラー)が打たない日もあるけども、タカシ(細川)が打ってっていうようなことを考えれば、その辺のつながりっていうのはまずまずできたのかなと思います」

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