
レスリング女子48キロ級でロンドンオリンピック™(2012年)金メダリストの小原日登美さんが死去したことを19日、所属先が明らかにした。44歳だった。
所属先によると「亡くなられたのは事実です」とし、死因も含め、詳細については「ご遺族の心情への配慮や、亡くなられた隊員、ご遺族のプライバシーを保護する必要があるため、差し控えさせていただきます」とのこと。
小原さんは青森県出身で八戸工大一高(青森)から中京女子大(現・至学館大)を経て自衛隊に入隊。吉田沙保里さんや伊調馨さんなどと女子レスリングの黄金時代を築いた。2008年の北京五輪出場を逃し引退したが、翌09年に復帰し12年のロンドン五輪で悲願の金メダルを獲得した。世界選手権では48キロ級と51キロ級で8回の優勝を果たした。
28年のロス五輪に向けて日本代表チームのコーチを務めていた。
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