<巨人0−4阪神>◇19日◇東京ドーム
巨人は、再三の好機であと1本が出ず、延長11回の末に阪神に敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。
阪神の先発村上の前に4回から3イニング連続でノーアウトから走者を出しながら、好機で1本が出ず、無得点に終わった。
4回は先頭の丸が中前打で出塁し、佐々木が犠打で1死二塁。吉川が二ゴロ、増田陸が左飛に倒れた。
5回は、先頭の泉口が中前打を放ち、中山が中飛の後、荒巻は見逃し三振に倒れたが、泉口が二盗を決めた。甲斐は申告敬遠で2死一、二塁から山崎が投ゴロに倒れた。
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6回は、先頭の丸が四球で出塁し、佐々木が犠打で1死二塁。吉川が一ゴロ、増田陸が大きな当たりの中飛に倒れた。
0−0の9回、延長10回ともに無死から走者を出し、得点圏に走者を進めたが、9回は泉口、中山が凡退。延長10回は代打坂本が空振り三振、佐々木が二ゴロに凡退した。
延長11回に船迫が佐藤輝に決勝2ランを浴び、坂本にも2ランを許した。首位阪神とのゲーム差は10ゲームに開き、今季の対戦成績は4勝12敗と苦しむ。
▼87試合目で巨人の自力Vが消滅した。巨人が球宴前に自力V消滅は6月26日、76試合目の22年以来12度目。過去11度のうち7月6日、70試合目に消えた96年と7月8日、78試合目の08年は前半戦で自力Vが消滅しながら逆転優勝しているが、今季はどうなるか。
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