【バスケ】19歳田中こころ涙の27得点 前回アジアカップ女王中国の220cm封じ豪州と決勝

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2025年07月19日 22:43  日刊スポーツ

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アジア・カップ準決勝の中国戦で攻め込む日本の田中こころ(左)(C)FIBA

<バスケットボール女子・アジア・カップ:日本90−81中国>◇19日◇中国・深セン



2大会ぶりの優勝を目指す日本代表(世界ランク9位)が、前回王者の中国(同4位)の壁を越えた。オーストラリア(同2位)が待つ20日の決勝へ駒を進めた。


若き才能とベテランの経験値が融合した。第1クオーター(Q)は最年少19歳の田中こころ(ENEOS)が驚異的な力を示した。3点シュートを5本全て成功させるなど、第1Qだけで21得点。第1Qを27−27とがっぷり四つで入り、前半を49−51で折り返した。


後半に入ると、第3Qで24−14と主導権を握った。中国の18歳で身長220センチと超長身の張子宇を、高田真希(35=デンソー)や渡嘉敷来夢(34=アイシン)らが体を寄せて自由にさせず、勝負どころで宮沢夕貴(32=富士通)の3点シュートなどが光った。


田中は全体トップの27得点と躍動し、試合終了直後に涙を流した。


21年東京五輪(オリンピック)で銀メダルを獲得した日本だが、24年パリ五輪で1次リーグ敗退。コーリー・ゲインズ監督(60)率いる新体制で、アジア女王に王手をかけた。

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