「現在のS&P500の運用益はマイナス。5年後に期待している」37歳男性のNISA積立投資の推移

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2025年07月20日 06:10  All About

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All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は埼玉県に住む37歳男性の積立投資エピソードです。
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

37歳・年収800万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は埼玉県に住む37歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻(35歳)、子(2歳)、子(0歳)

金融資産

世帯年収:本人800万円、配偶者100万円
世帯金融資産:現預金400万円、リスク資産400万円

リスク資産の内訳

・投資信託:100万円
・日本株:300万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2024年から

2024年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額はS&P500に「月1万円」からスタートし、6カ月後から「月10万円」に変更。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績は「元本100万円→運用損益込95万円」。

「開始1年間ほどは、右肩上がりで上昇していました。最大で運用益が+15%になったことも」あるそうですが、「トランプ政権が誕生して以降、関税問題を機に下落に転じ、現在は運用成果がマイナスになっているため、5年後、10年後に期待をしています」と説明されています。

37歳・年収800万円会社員男性の思う積立投資のメリット

積立投資を始めてよかった点として、「マネーリテラシーが高まりました。家計簿をつけることで、無駄な支出を抑え、経済的にゆとりが生まれました」とコメント。

今では「投資を最優先にし、日々節制、節約しているため、家族からはミニマリストに近い」と指摘されるほどだと言います。

これまで下落局面でも「生活防衛資金を用意した状態で始めているため、やめたくなったことはありません」とのことですが、「子どもの進学(高校、大学)のタイミングでは引き出す可能性はある」と投稿者。

マイルールは「毎月定額を投資し続けること。定期的に運用状況は確認して、一喜一憂はしないようにしています」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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