トラックに積み込めるほどのちいさな家を紹介する動画が、YouTubeで「旅する芸術作品」「すごい、天才だ」などの反響を呼んでいます。
動画を投稿したのは、旅行やキャンピングカーなどをテーマに、コンパクトな暮らしを紹介している海外YouTubeチャンネル「Living Big In A Tiny House」。今回は、トラックに積み込めるほどちいさなタイニーハウスを作り、オーストラリアを旅しながら暮らしている2人に会いに行きます。
訪問先で待ち受けていた2人の背後にあるのは、こじんまりとしたトレーラーハウスのような小屋。トラックに積み込むとキッチンカーのように見えるサイズですが、内部にはダブルサイズのベッドやキッチン、シャワーなどが備えられています。
内部を案内してもらうと、シンクがついた大きなキッチンテーブルが目につきます。その下は収納スペースになっていて、冷蔵庫と冷凍庫は太陽光発電システムで動かしているそうです。収納スペースにはIHクッキングヒーターも用意していて、日々の料理には十分だといいます。
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目の前の窓は取り外せるようになっていて、新鮮な空気を感じながら淹れるコーヒーや手料理は格別でしょうね。大きなテーブルは、DJスペースとしても活用できるといって、実演する様子も見られます。
突き出した場所にある寝室スペースには、立派なダブルベットが設置されていて、ルーフに大きな窓が1つ、両サイドに小窓が取り付けられています。屋内に設置している換気扇を動かした状態で窓を開けると、新鮮な空気が取り込まれてとても気分が良いそうです。
狭くてちいさな家ですが、壁面には親戚の子どもが描いてくれたイラストが設置されているほか、取っ手などの部品には祖父母の愛用品を利用するなど、人のぬくもりが感じられる作りになっています。
外側の壁面に描かれた大きなアートは、タトゥーアーティストである女性が描いたもので、2人とも気に入っているそうです。この家のシンボルといえる存在ですね。
このちいさな家の大きさは、幅が約1.3メートル、高さ約1.7メートル、全長は約6メートル。3年以上かけて少しずつ作っていったそうで、費用は1万3000ドル(約191万円)から1万9000ドル(約280万円)だったとのこと。
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木材を中心とした多くの素材は無料で手に入ったそうですが、トラックに積み込むためのウィンチなどの機材にはそれなりのお金がかかったといいます。
ちいさな家で旅をしながら生活する2人に、YouTubeのコメント欄には「この家は旅する芸術作品」「素敵なタイニーハウスですね」「とてもユニークな造りで、内装も美しい」「何でも揃っていて、DJブースもある! 自分らしい人生を送っているね」「すごい、天才だ」などの反響が寄せられています。
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