パドレスのダルビッシュ有、5回3失点で今季2敗目 日本人リレー実らず松井裕樹はダメ押し被弾

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2025年07月20日 11:48  ベースボールキング

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ベースボールキング

先発登板したパドレスのダルビッシュ有(写真=GettyImages)
○ ナショナルズ 4−2 パドレス ●
<現地時間7月19日 ナショナルズ・パーク>



 サンディエゴ・パドレスが東地区最下位ナショナルズに惜敗。先発登板したダルビッシュ有投手(38)は5回3失点という投球で今季2敗目。2番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(29)は1回2/3で1失点を喫した。



 現地7日に右肘痛からの復帰を果たしたダルビッシュ。悪天候により約1時間遅れで迎えた今季3戦目のマウンドは、オールスターゲーム出場の2番ウッドを見逃し三振に仕留めるなど初回三者凡退の立ち上がり。2回裏にもテンポ良く二死を奪ったが、6番ハウス、7番リレの連打で二死二、三塁とピンチを背負い、8番ミラスに先制の2点適時打を許した。



 それでも直後の3回表、バッテリーを組む9番マーティン・マルドナド、2番ルイス・アラエスによる2本の適時打ですぐさま同点に追いついた。援護を貰ったダルビッシュは3回裏、先頭の1番エイブラムスに二塁打を許したが、2番ウッドを左飛に打ち取り、3番ガルシアJr.のセンター前へのライナー打球を中堅手ジャクソン・メリルがダイビングキャッチ。このプレーで二塁走者エイブラムスが三塁を回っていたため併殺とし、無失点で切り抜けた。



 4回裏は3つの内野ゴロを重ねて三者凡退。しかし同点の5回裏、先頭打者を四球で歩かせて一死一、三塁とピンチを招くと、1番エイブラムスの二ゴロの間に勝ち越し点を与えた。最終的に69球で今季最長の5イニングを投げ切るも、5被安打、1四球、1奪三振、3失点。歴代最多の日米通算204勝目は再びお預けとなった。



 1点ビハインドの6回裏には、ダルビッシュの後を受けて松井が登板。先頭の3番ガルシアJr.を空振り三振、4番ベルを三直で二死とするも、5番ローに中越えの15号ソロを浴び、ダメ押しの追加点を許した。イニング跨ぎで7回途中まで投げ、1回2/3で1被安打、1四球、2奪三振、1失点という投球。今季40登板目に到達し、成績は2勝1敗、防御率5.06となっている。

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