
■MLB ドジャース7ー8ブルワーズ(日本時間20日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(31)が本拠地でブルワーズ戦に“1番・DH”で出場し、5打数2安打3打点。リーグトップタイの33号、7試合ぶりのマルチヒットを放つなど3打点もドジャースはあと1点届かず、連敗となった。
は前日19日、後半戦最初の試合は4打数ノーヒットに終わり、チームもブルワーズに4連敗。この日、ブルワーズの先発は今季11勝を挙げて3年連続2ケタ勝利のF.ペラルタ(29)、昨季初対戦し、3打数1安打1本塁打。前回8日の対戦では3打数1安打だった。
チームに勢いをつけたい1回の第1打席、外角中心に攻められてフルカウントから6球目、真ん中低めのカーブに空振り三振に倒れた。
3回には先発のE.シーハン(25)が四球と4本のヒットで4失点を失った。4点を追うドジャースは4回、無死一塁で大谷の第2打席、1球目のチェンジアップを完璧に捉えて、センター方向へ、打球は綺麗な放物線を描いてスタンドへ一直線。打球速度は183.3キロ、飛距離は136.5m、角度は28度と完璧な一打。4試合ぶりの33号ツーランホームラン、後半戦初、本拠地では13試合ぶりのアーチとなった。
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さらに2番・W.スミス(30)がヒットで続き、3番・F.フリーマン(35)が四球、大谷の一撃でペラルタが動揺すると、4番・T.ヘルナンデス(32)が右中間へタイムリーツーベース、3対4と1点差。5番・A.パヘス(24)の打席で今度はワイルドピッチで4対4の同点。一気にこの回、同点に追いついた。
しかし、4回、ドジャースはI.コリンズ(27)に6号ソロで4対5と勝ち越された。大谷はベンチの中で、バットを下に置き、スタンスの確認を入念に行っていた。その裏、2死走者なしで大谷の第3打席、カウント2−0からカーブを叩いたが、痛烈な当たりもファーストライナー。
4対6と2点リードされた6回、2死一、二塁で大谷の第4打席、ブルワーズ2人目、左腕のA.アシュビー(27)と対戦。1球目、内角への159キロのシンカーを引きつけて逆方向へ、レフト前への7試合ぶりのマルチヒット、16試合ぶりのタイムリーで5対6と1点差に詰め寄った。1点差に詰め寄ったが、投手陣が踏ん張れず7回に2死から1点を奪われて、再び2点差に引き離されると、8回にも2死から9番・J.オティーズ(27)に7号ソロを浴びて5対8。
それでも8回、今季18ホールド、ブルワーズのセットアッパー・左腕のJ.ケイニグ(31)から7番・T.エドマン(30)が11号ソロ、さらに9番・M.ロハス(36)が6号ソロと打線が奮起して7対8と3度目の1点差に。そして、大谷の第5打席、カットボールを捉えてセンター方向へ、ややタイミングを外されてセンターフライに倒れた。
しかし、9回、今季22セーブでリーグ2位、ブルワーズの守護神・T.メギル(31)に抑えられて、後半戦連敗、一方、ブルワーズはオールスターを挟んで9連勝となった。
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