オチョアはゴールドカップでは控えながら、ベテランとしてメキシコの連覇に貢献 [写真]=Getty Images 2024−25シーズン限りでプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のAVSを退団したメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアが、自身の公式Instagram(@yosoy8a)を通して、アメリカ合衆国のロサンゼルスでストリートサッカーに参加する様子を公開した。
現在40歳のオチョアは、これまでに母国のクラブ・アメリカやベルギーのスタンダール・リエージュ、さらにはスペインのグラナダやマラガ等でプレー。2024−25シーズンはAVSに所属し、プリメイラ・リーガの23試合でゴールマウスを守ったが、シーズン終了後には退団が決定。現在は無所属となっている。
また、メキシコ代表の守護神としても長きにわたって活躍しており、FIFAワールドカップには2006年のドイツ大会から5大会連続で出場。2014年のブラジル大会からは、3大会連続でメキシコ代表のゴールマウスを託されており、度重なるビッグセーブで話題を集めてきた。今夏に開催されたCONCACAFゴールドカップ2025でも、メキシコ代表のメンバー入りを果たし、大会2連覇を経験。しかしながら、全試合に出場した2023年大会とは異なり、今大会はバックアッパーとしての招集だった。
そんなオチョアが19日、自身の公式Instagramの投稿を通して、ストリートサッカーに興じる様子を公開。FIFA(国際サッカー連盟)のプログラムの一環として行われたもので、オチョアは本職のGKだけでなく、フィールドプレイヤーとしてもピッチに立った様子が見て取れる。複数枚の画像とともに、オチョアは次のようなメッセージを綴っている。
「ニューヨークでのストリートサッカー…忘れられないような時間さ!僕らは世界中の異なる地域から集まったが、試合が僕らを1つに結びつけた。スタジアムもなく、観客もいない。ただただ情熱、喜び、そして街の真ん中で繰り広げられる純粋なサッカーだけがそこにはあった。コンクリートのピッチで共にプレーした人々、発したエネルギー、そして思い出に感謝したい」
なお、アメリカメディア『FOX SPORTS』によると、オチョアは来年に母国も含めて共催されるFIFAワールドカップ26への出場を熱望しており、現在はリーガMX(メキシコ1部)のクラブを中心に新天地を模索しているようだ。モンテレイやプーマスUNAMとの接触も報じられたが、現時点で進展はなく、去就については不透明だという。果たして、オチョアはメキシコ代表を率いるハビエル・アギーレからの信頼を勝ち取り、来年のワールドカップでピッチに立っているだろうか。
【投稿】ストリートサッカーをプレーするオチョア
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