太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 2025スーパーフォーミュラ第6戦&第7戦富士 全日本スーパーフォーミュラ選手権第4大会は7月20日(日)、静岡県の富士スピードウェイで第7戦の決勝レースが行われ、終盤の非常に激しいバトルを制した太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が逆転で今季3勝目を飾った。2位は岩佐歩夢(TEAM MUGEN)、3位はポールポジションからスタートした坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)となった。
この第7戦は前日よりも5周多い41周ながら、タイヤ交換のタイミングは自由。タイヤのライフが気になる状況ではあるものの、1周目から福住仁嶺(Kids com Team KCMG)がピットに向かったほか、オープニングラップのバトルの中で接触した高星明誠(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)、Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)がピットに入っている。
このタイミングで首位の坪井、2番手の太田、3番手につけていた佐藤、4番手の牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)など上位につけていた12台が一斉にピットインするが、第1セーフティカーラインに到達するまでに、7周目にピットインしていた岩佐が坪井をはじめとした集団を先行。これで一気にトップに浮上することに成功した。
オーバーテイクシステムをほぼ使い切った岩佐だが、そのまま坪井を振り切り2位でフィニッシュ。4番手につけ表彰台をうかがう走りをみせた小林可夢偉(Kids com Team KCMG)から逃げ切った坪井が3位で表彰台を守り切った。4位は今季最上位の可夢偉。佐藤が5位でフィニッシュしたものの、セーフティカーラン中のオーバーランがあり、5秒のタイムペナルティが課され6位に。5位はサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)だった。