連休最終日 九州〜東北 強い日差しと猛暑続く 関東甲信は平地も夕立に注意

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2025年07月20日 19:14  日本気象協会

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日本気象協会

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連休最終日「海の日」も、本州付近は強烈な日差しと猛烈な暑さが続くでしょう。気温の上がる午後は、大気の状態が不安定になりそうです。明日21日(月)は山沿いだけでなく、平地でもにわか雨や雷雨の所がありそうです。お出かけの際は念のため雨具があると役に立つでしょう。

関東甲信 連休最終日のお出かけは傘があると安心 山や川のレジャーはゲリラ雷雨注意

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関東甲信地方は連休最終日の「海の日」も、強い日差しが照り付けますが、午後は今日20日(日)よりも広い範囲で大気の状態が不安定になりそうです。
山沿いだけでなく、内陸の平地を中心に夕立があるでしょう。午後のお出かけには雨具が役に立ちそうです。

特に、栃木県や群馬県、山梨県や長野県など、内陸では雷雲が発達して、山沿いを中心にゲリラ雷雨の可能性があります。局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。予想以上に雨雲が発達した場合は、警報級の大雨になる恐れがあります。短時間の強い雨や落雷、突風にご注意下さい。

「海の日」九州から東北 夏空広がり危険な暑さの所も 連休最終日は北海道でも猛暑日に

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明日21日(月)も九州から東北南部、北海道東部の広い範囲で夏空が広がるでしょう。

今日20日(日)は曇りや雨となった九州南部や四国の太平洋側などでも、晴れ間の出る時間が長くなる見込みです。

ただ、午後は山沿いを中心ににわか雨や雷雨の所があるでしょう。山のレジャーなどは急な強い雨や落雷など、天気の急変にご注意下さい。

一方、東北北部や北海道の北部、南西部は雲が多く、所々で雨が降り雷の鳴る所もある見込みです。

最高気温は、日本海側を中心に35℃以上の猛暑日が予想されています。

九州から東北の所々で、体温と同じか体温を超えるような危険な暑さが続くでしょう。北海道でも35℃以上の猛暑日になる地域がありそうです。

屋外でのレジャーはもちろん、夜間のイベントや屋内でも熱中症に厳重に警戒してください。

ゲリラ雷雨に遭遇したら

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流でゲリラ豪雨が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。

上流のゲリラ豪雨を知るポイントは3つ。1つめは、川の水かさが急に増えること、2つめは、川の水が濁ること、3つめは、木の枝などが流されてくることです。また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。

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