グローバルマーケティング事業を展開するアウンコンサルティングは、世界14の国と地域を対象に、親日度や訪日意欲に関する調査を実施し、その結果を発表しました。今回はその中から「日本の好感度」のランキングを紹介します。
これは「日本は好きですか?」の問いに対し、「大好き」「好き」「嫌い」「大嫌い」の4つのうちいずれかで回答し、そのうち「大好き」「好き」を合わせた割合が高い順にランキング化したものです。
さまざまな国・地域がある中、日本に好意を持っているのはどこなのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
第1位には、好感度100%で2つの国・地域が並びました。まずは「フィリピン」です。
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日本について「大好き」と答えた人の割合は82.6%と非常に高く、「好き」と答えた人の割合は17.4%でした。東南アジアに位置するフィリピンは、日本とも活発な貿易や投資を行っていて、経済協力関係などを背景に良好な関係を築いています。
また、日本が好きな理由としては「日本食(19.06%)」「商品の質が高い(19.06%)」「四季の風景/自然(18.32%)」などが上位にランクイン。1つの項目が飛び抜けて高く評価されているわけではなく、日本の文化がバランス良く受け入れられているようです。
同率で「インドネシア」も第1位に輝きました。
日本について「大好き」と答えた人の割合は10.2%と低いものの、「好き」と答えた人の割合は89.8%と非常に高く、同じ1位でもフィリピンとは大きな違いが出ています。東南アジアに位置するインドネシアは、1958年に日本との外交が始まって以来、伝統的な友好国となっていて、要人の往来も活発に行われています。
また、日本が好きな理由としては「四季の風景/自然(22.40%)」「商品の質が高い(19.13%)」「日本食(16.39%)」などが上位にランクイン。続いて「歴史/文化(13.66%)」「治安が良い(12.84%)」「漫画/アニメ(12.84%)」で支持を集めています。
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