
7月10日、鈴木亮平は自身が主演を務める映画『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』のプレミアイベントに出席。8月1日に封切りされるシリーズ2作目となる映画のプロモーションを行った。
「イベントは都内の屋外広場で行われましたが、あいにくの雷を伴った豪雨に。それにもかかわらず大勢のファンがイベント会場に集まりました。人気の高さがうかがえます」(スポーツ紙記者、以下同)
『TOKYO MER』は、2021年7月クールにTBS系の『日曜劇場』枠で放送。鈴木が演じる救命救急医・喜多見を中心とした医療チームが、オペ室を搭載した緊急車両“ERカー”で事故や災害の現場に駆けつけて救命活動を行うアクション医療ドラマだ。
「最終回の視聴率は19・5%という高い数字をマーク。この高評価を受け、2023年に映画化されると興行収入44億円を突破する大ヒットとなりました。水面下では、すでに劇場版3作目の構想も練られており、長期のシリーズ化の方向で動いているようです」(映画雑誌ライター)
新たな代表作が増えた鈴木だが、実は現在、同じTBS日曜劇場の枠で放送される別のドラマの撮影に力を入れているという。
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「鈴木さんは、2026年1月クールに仮タイトル『REBOOT』というドラマの主演を務めるんです。このドラマでの彼は銃を所持する特殊部隊員の役を演じるそうです」(制作会社関係者、以下同)
救急医から特殊部隊員となる鈴木。6月末には都内の倉庫で撮影が行われていた。
「鈴木さんは海外の麻薬組織を制圧するというアクションシーンを撮っていました。だいぶ撮影の予定時間が押していたようで、現場はかなりバタバタしていましたが、鈴木さんは共演した役者に対して丁寧な演技指導をしていました」
なぜ「日曜劇場」でシリーズ化しないのか
同じ日曜劇場の枠で、長期化が計画されているのであれば、来年1月からも「MERシリーズ」のドラマの続編を制作したほうが映画との“相乗効果”が図れるとも思えるのだが─。
「鈴木さんは、ヒットした作品の続編にこだわることなく、オファーされた役やストーリーが気に入れば、どんどん仕事を受けているようです。鈴木さんは日曜劇場の常連であり、売れっ子ゆえに起きたことのようです」
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鈴木がここまで精力的に主演作品に取り組むのは、これまでたどってきた道のりが影響しているのかもしれない。
「鈴木さんは23歳で俳優デビューしました。同い年で友人の小栗旬さんが順調にキャリアを積んでいった一方、長い下積み生活を送り、2014年のNHK連続テレビ小説『花子とアン』でブレイクしたときは30歳を超えていました。遅咲きなぶん、仕事に貪欲なのかもしれません」
すでに新しい現場へと、鈴木は駆けつけていた─。