<県中学陸上競技大会>◇最終日◇20日◇柏崎市陸上競技場
陸上を始めて2年半の“新星”三条二の桜田晃良(3年)が、男子短距離走2冠を獲得した。200メートル決勝は21秒68をマーク。北信越中学記録、県中学記録、大会記録を塗り替えた。19日の100メートルは10秒85(追い風参考)も制していた。女子走り高跳び決勝は、昨年、全国の中1歴代最高記録を塗り替えた三条一の南雲愛(2年)が1メートル63を成功し、2連覇を達成した。
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女子の走り高跳びは南雲が制した。1メートル63を1回目に成功させ、連覇を達成。「風を読み、楽しんで跳躍できたところは良かった」と笑顔を見せた。
昨年9月、中越地区の記録会で中1最高記録の1メートル63に成功。81年に横沢美貴(新潟・坂井輪中)がマークした1メートル61を43年ぶりに更新し、注目される存在となった。あれから約1年。この日の優勝決定後は果敢に1メートル66に挑戦したが、自己ベストは持ち越しとなった。「少しだけプレッシャーを感じちゃう部分はありますが、結果で応えていきたい」。
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昨年の「全中」は緊張もあり、力を出し切れずに終わった。2度目の全国に向けて「しっかりと調整して楽しんで臨みたい。自己ベストも狙う」と決意した。
◆南雲愛(なぐも・あい)2011年(平23)4月25日生まれ、新潟県出身。裏館小2年で陸上(短距離走)を始め、同小6年で走り高跳びに転向。三条一中の夏に自身初の全国大会を経験。164センチ。
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