当選確実となった候補者名の前で、撮影に応じる立憲民主党の野田佳彦代表(右から2人目)ら=20日午後、東京都千代田区 立憲民主党の野田佳彦代表は、党本部(東京都千代田区)に設けられた開票センターで、午後10時ごろから報道各社のインタビューに応じた。「明確に民意は内閣に『ノー』を突き付けた」とした上で、「首相があすの記者会見でどういう判断をされるか注視したい」と述べた。
グレーのスーツに青色のネクタイ姿で同センターに入った野田代表。各社の開票速報で改選前よりも議席を増やすとの見込みが伝えられる中、当選確実となった候補者名が記されたプレートをボードに張り出したが、硬い表情を崩さなかった。
野田氏は「まだ最終的な結果が出ていないので、緊張感を持って見守りたい」とする一方、「政権構想を(各党との)誠意ある対話の中で見いだすことが大事だ」と意気込んだ。
辻元清美代表代行も落ち着いた表情で開票の行方を見守り、「自民党に対する批判が非常に強かった。長期政権でおごり高ぶってきたことで、国民が政治を正さなければと思ったのではないか」と語った。